こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
ハケンの品格を無料でみる方法
ハケンの品格1(2007)の見所・名言
ハケンの品格2(2020)の見所・名言
ハケンの品格は、2007年と2020年に日本テレビで放送された、我が道を行くスーパーハケンと、その彼女とかかわるなかで成長する人々の人間模様を描いたドラマです。
各シーズンの内容は以下の通りです。
シーズン | 放送年 | 話数 | 主なキャスト |
ハケンの品格(1) | 2007 | 10 | 篠原涼子、小泉孝太郎、大泉洋、勝地涼、上地雄介、安田顕、加藤あい、松方弘樹 |
ハケンの品格(2) | 2020 | 8 | 篠原涼子、小泉孝太郎、大泉洋、勝地涼、上地雄介、吉谷彩子、山本舞香、杉野遥亮、伊東四朗 |
ハケンの品格を無料でみる方法
ハケンの品格シリーズを無料でみる方法を、サクッとご紹介します。
結論、以下の動画配信サービスの「初回無料お試し期間」を使えばOKです。
ハケンの品格1(2007)
- Hulu(フールー)
- dTV
- ビデオマーケット(レンタルあつかい)
- Amazonプライムビデオ(レンタルあつかい)
ハケンの品格2(2020)
- Hulu(フールー)
現状、ハケンの品格2を見放題で配信しているのは「Hulu(フールー)」のみになります。
ハケンの品格1は他のサービスでみて、2だけHuluという選択肢もありますが、それだと他の無料期間を使ってしまうので、少しもったいないです。
ハケンの品格をもっとも楽しむ方法は、1から2へのキャラクターの成長をみていくことなので、1からみるのがおすすめです。
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ハケンの品格シリーズの見所
ハケンの品格の見所は、何といっても篠原涼子演じる「大前春子」の名言にあります。
彼女の発する言葉によって、自信のない新米ハケン・会社にしばられている正社員ともに成長していくわけですね。
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ハケンの品格1(2007)の見所
ハケンの品格では、スーパーハケン「大前春子(篠原涼子)」、やさしすぎる上司「里中賢介(小泉孝太郎)」、部長の下で出世をもとめる「東海林武(大泉洋)」、この三者の恋愛関係が見所です。
例えるなら、東海林とはケンカ仲間のような関係、里中とは信頼しあう上司・部下という関係の延長で、春子との恋が描かれている感じですね。
ただし、春子との恋は一筋縄ではいきません。
むしろ、派遣社員の立場にある春子と、正社員の立場にある里中、東海林とのすれ違いがメインになってきます。
そして、このすれ違いには、春子の「必要以上に人と関わらない」という価値観が強く反映されています。
なぜ、人と関わらないのか。
それは春子が派遣社員となり、どう生きてきたのかという過去が影響しているわけですね。
この、春子の価値観(春子の過去)をたどるように、作中では派遣社員と正社員との関係性が描かれていきます。
三者関係とならんで、ハケンの品格における「派遣社員と正社員の関係性」を描くキャラクターが以下です。
ハケンの品格1
- 新米ハケン「森美雪(加藤あい)」
- 新入社員「浅野務(勝地涼)」
- 定年嘱託社員「小笠原繁(小松政夫)」
ハケンの品格1で、新米ハケンの森美雪はたくさんのミスをくりかえしますが、その都度、里中や浅野、小笠原さんのような社員たちに支えられます。
そのなかで春子は、圧倒的にカッコイイ先輩、またスーパーハケンとして、森美雪や社員たちをすくっていきます。
そして、春子・美雪というハケンと、里中・浅野・小笠原という正社員のあいだに、あたたかい関係がつくられていくわけですね。
ただ、こうしたあたたかい関係は、ハケンの契約打ち切りというかたちで終わりをむかえます。
それが、春子の歩んできた道であり、いずれ美雪が直面する現実として描かれていく。
以上が、大まかなハケンの品格1のあらすじです。
ハケンの品格2(2020)の見所
そして、13年の時間が経過して、ハケンの品格2がはじまります。
春子、里中、東海林の三者関係は相変わらずですが、2では「派遣社員と正社員の関係性」を描くキャラが大きく様変わりしています。
ハケンの品格2
- 新米ハケン「千葉小夏(山本舞香)」
- 中堅ハケン「福岡亜紀(吉谷彩子)」
- やる気0社員「井手裕太郎(杉野遥亮)」
一言でいえば、ハケンの品格2では、社員と会社の関係がますますドライに描かれています。
まず、会社の業績が悪くなったことで、社長はじめ「社員ファースト」な正社員たちとハケンの関係がギスギスしていきます。
そして、AIの企業診断(コストカッター)の導入によって、大企業につとめれば安泰という旧来の価値観もくずれていくわけですね。
旧来の価値観のゆらぎをしめすシンボル的な存在が、コネで入社した井手裕太郎です。
やる気も愛社精神も0な彼は、春子との出会いで「社員よりハケンのほうが自由」と考え、派遣社員にあこがれる正社員となっていきます。
また、春子の後輩となる、亜紀・小夏のハケンコンビも、1の森美雪のように春子のことを尊敬する先輩とみていきます。
ただし、正社員とあたたかい関係をつくる描写はそれほどなく、会社にもこだわりがなさそうな姿勢も。
営業部の課長となった里中も、人間の感情を無視したAIの指示をとりいれる会社の方針に対して、反発をおぼえていく様子。
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最終話、春子は美雪に対して「働くことは生きること」と告げて、美雪の背中をおすことに。
ハケンの品格を名言でふりかえる
ハケンの品格といえば、大前春子はじめ、キャラクターたちの名言(迷言)も楽しみの一つ。
若干ネタバレ気味になりますが、以下、ハケンの品格にでてきた名言をピックアップしてみました。
ハケンの品格1(2007)の名言
第1話
「このクルクルパーマは、わたくしの担当ではございません」
一発目?という感じですが、春子と東海林の長き戦いのはじまりを告げる一言と考えれば、一発目にだすべきでしょうっ。
「⽣きていく技術とスキルさえあれば⾃分の⽣きたいように⽣きていける」
あわせて、失敗ばかりの美雪に対する、スーパーハケンらしい一言もご紹介。
とがっているようですが、新米ハケンの美雪にとっては大事な言葉になったようです。
第2話
「プライドよりも⼤切なものがあります。それは派遣として⽣きていくことです」
東海林とのホッチキス対決に「わざと」負けたとき、それに気づいた里中に対する春子の返答です。
この割り切った行動をとる春子の過去は、ここではまだ出てきません。
第3話
「⼀緒に同じことをするのが友達かねぇ。そんなの友達じゃなくて⾦⿂の糞だね」
2,000円ランチにつきあってでも、人とのつながりを求めようとする美雪にグサリ。
耳が痛いところですが、この一言によって美雪は群れることを卒業、一回り成長するのでした。
第4話
「私は会社に縛られるような奴隷にはなりたくありません」
契約延長しない?って話をした桐嶋部長(松方弘樹)を一刀両断する春子節。
このあたりから、段々と桐嶋部長のダークさがでてきますね。
第5話
「派遣は3ヵ⽉に1度リストラの恐怖にさらされるんです」
「格好良く会社をスパッと去るのは派遣の専売特許です」
定年後も嘱託社員となっているものの、PCが使えず契約更新を打ち切られることになった小笠原さん。
とはいえ、PC以前の書類整理をカンペキにこなして会社の危機をすくい、小笠原さんは契約更新されることに。
美雪をはじめ、他人には人情で接してきたのが小笠原さん。自身は「老兵は去る」心境になっていたものの、春子はそれを否定します。
春子の、仲間を想うからこそ自己犠牲をうちだす一面がうかがえますよ。
第6話
「残業は仕事のとろい無能な社員がお給料を⽔増しするためにするものです」
「派遣にとってバレンタインデーは年に一度、⾃分は正社員じゃなくてよかったと幸せをかみしめる⽇です」
バレンタインデー=「義理チョコを渡すべきか否か」問題が出てくる日のお話とあって、春子の毒舌がさえています。
アニメでいえば休暇を楽しむような回ですが、ここからドラマも急展開っ。
第7話
「やさしいだけじゃ人は守れません」
春子が、やさしすぎる上司である里中に発した一言です。
というのも、美雪が提案した企画は美雪のものだと、里中が部長命令に反抗したことで、かえって美雪は退職においこまれそうになったからですね。
このあと春子は、桐嶋部長と「ある戦い」をして勝利、美雪の退職はなくなるものの、今度は里中が窮地にたたされます。
春子(里中)vs桐嶋(東海林)の対立が本格化していくターニングポイントとなる回です。
第8話
「社員には2種類しかいません。1、出世のために働く社員。2、⼈のために働いてしまう社員」
「現実的じゃないといわれてそれで諦めるんですか?そんなものは現実にすればいいだけの事です」
どちらも、「人のために働いてしまう」里中にむけた言葉になります。
企画案は東海林にわたってそれを手伝う里中ですが、桐嶋部長は里中の活動を否定していきます。
春子は再度、やさしさだけではやっていけないことを指摘、それが引用の1行目ですが、里中は信念を曲げません。
だからこそ、春子は13年経っても自身の心に残るような行動をします。それが引用の2行目の宣言ですね。
第9話
「派遣は一人で知らない会社に⼊って、そこで⾃分の居場所を作って、一人でスキルを磨いていくの」
次第にハケンの契約期間がせまるなか、春子が美雪に伝える言葉に焦点をあててみます。
第1話の「⽣きていく技術とスキルさえあれば⾃分の⽣きたいように⽣きていける」に似た言葉ですが、どことなく体験談のよう。
これまでの語りの節々には、過去に春子があじわったつらさがともなっていることが、段々とわかってくる回だと思います。
第10話(最終話)
「自分の気持ちに正直に、勇気をもって歩き出しなさい。働くことは、生きることです」
契約更新の話があるも、それをとりやめた美雪にむけての一言です。
結局、更新ができても自分だけはいつかは去る、皆との別れがつらいからこそ、美雪は新しい道を歩もうとします。
ハケンの品格のなかで一番の名言といっていいですね。
ハケンの品格2(2020)の名言
1話
「死ぬほど嫌な⽬にあった次の⽇もハケンが笑顔で出勤するのは、⽣きるためです」
「⽣きるために泣きたくても笑ってるんです」
春子がカムバック早々、ヒキョーな正社員たちにむけた一言がこちらですね。
ハケンの品格2の第1話では、中堅ハケンの「福岡亜紀(吉谷彩子)」が正社員にセクハラをうける問題がでてきます。
新米ハケンの「千葉小夏(山本舞香)」がセクハラを会社に告発するも、かえって会社の人事から問い詰められる状況に。
それをみかねた春子が2人を救出して、、という背景があるわけですね
2話
「派遣なんかなどと、⾃分の仕事を甘く低く考えるのは、あまりにも⾃分にとって無責任」
小夏がつくった企画書の自社名で、入力ミスがあることが判明。
あってはならないことと怒られるも、しょせんハケンと小夏がふてくされたとき、春子は小夏にこう諭したわけですね。
3話
「バイトが⾃分の仕事場を、愛しちゃいけませんか?」
第3話ではこの一言につきます。
社員に愛されてきたカレー、そのカレーを長年作り続けたバイトさんが、コストカットで会社を去ることに。
バイトさんはカレーをつくるために日々苦労してきたわけですが、社長(伊東四朗)は「アルバイトがなぜそこまでするんだ」といってのける。そのときに春子が反論するわけですね。
4話
「無理です。正社員も満⾜につとまらない⼈に派遣はつとまりません」
やる気0社員、井手裕太郎(杉野遥亮)が「大前さんのようなハケンになる」といったときに、春子が返した一言。
とはいえ、井出も本当のやる気0ではないようで、ミスも人のせいにしない。
こうした態度も春子は評価、「多少はみどころのあるヘタレ」といって、どうやらその気にさせてしまいます。
5話
「自分のおしりは自分でふいてください、『不祥事課長』」
いよいよ東海林が本社に復帰、それとともに春子vs東海林のシーンも帰ってまいりました。
この回では「枯れたマリモ」「腐れマリモ」と、立て続けにあだ名がでてきますが、そのなかで貫禄の一位といえるのが「不祥事課長」。
というのも、東海林は本社に復帰すると同時に、マスコミ会見を開くレベルの不祥事をもちこんでしまったからですね。
不名誉すぎるあだ名をつけながらも、なんだかんだで東海林をすくうわけですが。。
6話
「隅田フーズは切られるのではありません。S&Fは素晴らしいお弁当をつくってくれるこの会社を、泣く泣く手放すしかなくなったのです」
いよいよAI(コストカッター)の企業診断がはじまり、まずは隅田フーズという下請け企業がターゲットに。
春子がAIに「わざと」負けたことで、隅田フーズはS&Fから契約を解除されるものの、その直後に外資系大手と直接契約ができたのでした。
そして、AIは人材スリム化計画として、大規模なリストラ案をうちだします。
「切られるのは派遣ではありません。あなたがた、社員です」と春子が話していたことが、いよいよ現実になっていくことに。
7話
「派遣は3か⽉に一度、リストラの危機がやってきます」
「派遣も社員も、⼀⼨先は闇ということです」
ハケンの品格1の第5話の名言がふたたび登場します。
ただ、今回は「社員も」が加わっているあたり、終身雇用制など幻想、といったメッセージが伝わってきますね。
AIのリストラ案をなくすため、事業を成功させようと奮戦する里中と、それをサポートする春子・東海林。
はたして事業は無事に成功するのでしょうか。
8話(最終話)
「失敗は⼈間だけができるムダ。またそこから⽴ち上がればいいんです」
「何度失敗しても、働くことは、⽣きることです」
いよいよ、AIと春子らとの最終決戦がはじまります。
その決戦前夜、春子が「AIに人が勝てるわけない」といいながらも、同時にAIには決してできないことに「ムダ」をあげます。
ハケンの品格1から2までの13年間、春子はたくさんの派遣先で、たくさん失敗する人たち、そして失敗から立ちあがる人たちをみてきました。
ムダともいえるAIへの挑戦ですが、その結果がどうなるのかは、本編をみてのお楽しみです。
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まとめ:ハケンの品格を全話無料でみるなら名言にも注目!
今回は、ハケンの品格シリーズ全18話を無料でみる方法と、その楽しみ方をお話してきました。
記事内容をまとめると、
- ハケンの品格は1→2の順でみるのが一番楽しめる
- 全18話なので「Hulu」の2週間お試し期間でみるのがベスト
- 楽しみ方の一つに大前春子の名言がある
となります。
ハケンの品格1、2ともに、どうにもならない社会の構図を、スーパーハケンがぶち壊していくという痛快な作品です。
そしてキャラクターのコミカルなやり取りを、何度もリピート再生してしまうのは自分だけではないはず。
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