以上の問いにお答えします。
本記事の内容
1.レポート代行とは?
2.レポート代行のサービス内容
3.レポート代行がばれる理由
この記事の信頼性
執筆者は院生で、学部生に勉強面のアドバイスをしてきた
授業の補助業務で、レポート・卒論等の添削を行ってきた
近年「宿題代行サービス」が流行りをみせ、その大学生版となるレポート代行や卒論代行サービスもみかけます。
切羽詰まった人にとっては魅力的なサービスですが、レポート代行はばれる可能性があります。
レポート代行とは?
レポート代行とは、お金を払って大学の宿題になるレポートを作成してもらうサービスです。
例えば、ネットで「レポート代行」と検索すると、いくつもの業者がヒットします。
ただ、これらの業者の広告をみる機会はあまりないと思います。
というのも、文科省がこうした代行業を問題行為としており、Googleにかんしては広告出稿を禁止しているからですね。
レポートではないものの、文科省は「『宿題代行』への対応について」と、小中学生の宿題代行について、規制強化の方針を出しています。
レポート代行のサービス内容
レポート代行業者のサービス内容は、おおむね以下の通りです。
レポート代行の価格と主なオプション
サービス内容 | 金額 |
レポート代行 | 文字単価3円~10円 |
即日仕上げ | 1,000~2,000円追加 |
資料作成 | 要相談 |
データ解析 | 要相談 |
アンケート調査 | 要相談 |
あいまいな部分が多いのには、以下の理由があります。
まず、文字単価に幅があるのは、文章量が多いと負担が増すことと、文系・理系で書き方に差があるからです。
次に、データ解析やアンケート調査などの費用が一律でないのも、レポート内容によって作業量がちがうからですね。
個人によるレポート代行の場合
また、レポート代行は、業者以外にも個人がスキルマーケットをとおして請け負う例もあります。
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無料登録後にサービスを利用できます。
出品者によっては1,000円から依頼できます。
レポート代行がばれるという理由
とはいえ、レポート代行はばれる可能性があると書いたように、ノーリスクではありません。
なぜレポート代行がばれるのかは、以下の理由が考えられます。
レポート代行がばれる理由
コピペチェッカーでひっかかる
口頭試問で答えられない
レポート代行の依頼者が他にもいる
レポート代行を使った話がもれる
コピペチェッカーでひっかかる
レポート代行は、発注時に相談しながら、どう書いていくのかを決めていきます。
ただ、書いてくれるのは代行を担当する人なので、どのようにレポートを作っているのかはわかりません。
そのため、担当者によってはネット上のコピペですます、といった事例もあるようです。
この場合、レポート代行自体がばれるわけではないですが、コピペはばれる可能性が高いです。
口頭試問で答えられない
レポート課題ではまずないものの、卒論だと「口頭試問」という質疑応答の場があります。
例えば、卒論発表をする場合、パワーポイントを使いながら説明をして、その後に質疑応答があります。
同じように、卒論発表がなかったとしても「口頭試問」として、提出した卒論に対する質疑応答の場はあったりします。
つまり、卒論代行にかんしては、この口頭試問のときに答えられずにばれる可能性が高いです。
レポート代行の依頼者が他にもいる
同じ授業で、同じレポート代行を依頼する学生がいるとばれる可能性があります。
というのも、レポートは文章量や書く内容が限定されているので、基本的に似たような文章になるからです。
そのため、文章構成が似ている点は教員も気にしませんが、同じような文体(文章のクセ)がならんでいれば教員も怪しみます。
レポート代行を使った話がもれる
「レポート代行を使った」という話がもれても、ばれる可能性が高まります。
何かのはずみでポロっと人に話したことが、噂話やSNSでひろまるかもしれないということですね。
とくに、レポートの採点が終わっていない時期に話がひろまったりすると、限りなく危険です。
レポート代行はやっちゃダメ?それともばれなければいい?
結論、レポート代行はやっちゃダメ?という問いは、個人の価値観・倫理観にゆだねられています。
というのも、レポート代行は問題視はされているものの、法律上ではグレーゾーンとなるためです。
グレーゾーンならば、例えば「リスクはとりたくない」「モラル的にどうかと思う」という人は使わないでしょう。
逆に「単位をとれたらそれでいい」「リスクとらないと単位がヤバイ」「ばれなきゃいいんでしょ?」といった人は使うかもしれません。
もしくは、そのまま提出するとばれるから、あくまでも「書き方の見本」としてレポート代行をたのむ、という人もいるかもしれません。
そして、この書き方の見本として利用することは、レポート代行の業者が主張している点でもあります。
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まとめ:レポート代行の使い方はその人次第
今回は、レポート代行のサービス内容とばれる理由、またばれなきゃいいのか、という点をお話ししてきました。
記事内容をまとめると、
- レポート代行の価格は、書く内容によって差がある
- レポート代行は主にコピペ部分でばれる可能性がある
- ばれなきゃいいのか問題は、完成品のあつかい方次第
となります。
繰り返すと、レポート代行の文章をそのまま使うときに、コピペでばれる可能性や価値観・倫理観といった観点からやっちゃダメといわれます。
ただ、完成したレポートを見本・例文としてあつかうぶんには、レポート代行の依頼はマニュアル本を買うようなものです。
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