クレジットカードを初めて使う。。コンビニやネットでの使い方を知りたいな。
こんな疑問にお答えします。
クレジットカードを作ったら、次はクレジットカードを使うことに慣れるターンです。
初めてクレジットカードを使う人は、誰しも多少は緊張するのではないでしょうか(中の人はそこそこ緊張…)。
緊張の理由は、お店でクレジットカードを使おうとしても、使い方がわからない・使えない可能性があるからです。
そこで本記事では、初めてのクレカの使い方を解説します。
クレカの使い方は全世界共通。ばっちり使いこなしましょう。
クレジットカードを使う場面の具体例
例えば、クレジットカードの使い方として、次の場面を想定できます。
クレカを使う場面の具体例
- 国内・海外旅行
- 一人暮らしの料金引き落とし
- コンビニやネット通販など
以上の使い方は、大学生の方がクレジットカードを作る理由でもあります。
例えば、「海外旅行のときにカードを使う」という理由は、今も昔も多い理由となりますね。
ただ最近は、ネットショッピングに加えて、サブスクリプション(定額課金サービス)も浸透しつつあります。
そのため、クレジットカードをもっていないと、日常生活で不便さを感じる機会も増えてくるのではないでしょうか。
以下で、日常生活での使い方をみてみましょう~。
初めての人向けに、まずは準備することからっ。
クレジットカードを使う前の準備・注意点とは?
クレジットカードは、使う前に少しだけ準備が必要です。
というのも、準備していないと使えない場合があるからで、以下は主な準備項目(注意点)となります。
それぞれの理由を、以下で確認していきましょう。
カードに署名(日本語)をする
どんなクレジットカードでも、裏面をみるとカードの署名欄があります。
そのため、まずは署名欄に自分の名前を書いておきましょう。
なぜカードへの署名が必要かというと、クレジットカードの本人確認に署名欄を使うからです。
例えば、海外旅行でお土産を買うときや、テレビやパソコンなど、少し値のはる商品の購入時など。
こうしたお買い物では、たいていのお店の人に「サインをお願いします」といわれます。
そして、書いたサインとカードの署名欄の字体で、本人かどうかを確認するわけですね。
ちなみに、カードの署名欄に「ローマ字記入」といったルールはありません。
ただ、店舗でのサインは、カードの字体にあわせる必要があるので、書きなれた文字(日本語)で名前を書いておくのが無難ですよ。
署名していないカードは、使えないので要注意っ。
ただ、日常のお買い物だとサインは必要ない場合がほとんどです。
カードを使えるお店なのか確認する
次に、カードを使えるお店かどうかを確認する必要があります。
電子マネーと同じように、クレジットカードにも使えるお店と使えないお店があります。
具体的には、カードの申し込み時に選んだ「国際ブランド(決済会社)」に対応したお店じゃないと使えないわけですね。
そこで、お店に入る前・またはレジ横あたりで、以下のブランドの表記があるか確認してみましょう。
もし、ブランド名が見当たらなかった場合、そのお店ではカードを使えないことになります。
とはいえ、たいていのお店は、この4つのブランドのいくつかに対応しています。
とくにVISAとマスターカードは、国内・海外ともに使えるお店が多いですよ。
ネットショップだと、主な決済手段がカードなので、どのブランドでも使えるサイトが多いです。
また、主要なコンビニ(セブン・ファミマ・ローソン・ミニストップ)も、上述の4ブランドすべてに対応していますね。
限度額と引き落とし口座を確認する
最後に、使うクレジットカードの限度額と引き落とし口座もチェックしておきましょう。
クレジットカードの限度額の基本
まず、クレジットカードの限度額を超えるお買い物はできません。
例をあげると、大学生の方は通常、申し込み時に「限度額10万円」で設定しているはず。
限度額が10万円の場合、カードで8万円のパソコンを購入したら、この8万円分の引き落としが終わる日までは、2万円分しか使えないわけですね。
引き落とし口座と口座残高は要チェック
そして、クレジットカードで設定した引き落とし口座と、口座残高は最重要のチェック項目となりますよ。
というのも、クレジットカードは利用の都度「返済履歴(クレジットヒストリー)」が蓄積されるからです。
毎月、きちんと引き落とし(返済)できればプラスとなって、限度額の引き上げや、他のローンを組む際にも有利になります。
逆に、遅延した月があるとマイナス評価がつき、限度額引き上げやローンを組む際に不利になってしまいます。
もし、引き落とし口座にお金がない状態が何ヶ月も続くと、カードが使えなくなる事態になりますよ。
返済履歴にも大きな傷がついて、カードの新規発行もままならない状況となるので、要注意です。
コンビニや店頭レジでのクレジットカードの使い方
ここから、実際の店舗でクレジットカードを使う場面を考えてみましょう。
まずは、先述のように、クレジットカードのブランドに対応しているかを確認します。
対応していればお買い物をして、レジで「クレジットカードでお願いします」と伝えればOKです。
その後は、お買い物した場所や購入金額によって、以下の違いがでてきますよ。
少額決済(サインレス決済)の場合
支払う金額が少額(おおむね1万円未満)で、日常的に使うようなお店だとサインをしなくてもOKです。
具体的には、コンビニで飲み物を買う、友人とガストでランチする、といった場合ですね。
サインレス決済だと、店員さんに渡して処理してもらうか、カードリーダーに読ませて決済完了です。
カードリーダーの場合は、形状によって「タッチお願いします」や「こちらに差し込んでください」と、店員さんが指示してくれます。
ただ、レジで他の人がならんでいる状況だとあわてるかもしれません。
もしわからなければ、店員さんに渡せばOKなのです。
渡すのに抵抗がある人には、以下のナンバーレスカードがありますよ。
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永年無料&最大5%還元!三井住友カードのナンバーレス(NL)、メリットと作り方を解説
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サインの記入や暗証番号の入力をする場合
コンビニでも、お買い物金額が1万円を超えたり、家電量販店などで少し大きなお買い物をするときはサイン・暗証番号の入力が必要です。
サインの記入
サインが必要なときは、店員さんが「サインをお願いします」といってくれます。
このときは、カードの署名欄に書いている通りにサインをしましょう。
というのも、国内・海外問わず、店員さんはカードの署名欄とサインの筆跡をみて本人確認をするからですね。
そのため、カードには書きなれた日本語で署名しておくことをおすすめします。
暗証番号の入力
暗証番号は、カード申し込み時に設定する4桁の番号です。
サインを求められない場合も「暗証番号をご入力ください」といわれて、本人確認が行われます。
忘れがちですが、この暗証番号が必要な場合もあるので覚えておきましょう。
本当に忘れたときは、サインへの切替も可能です。
ちなみに、カード裏面のセキュリティコード(3~4桁)ではないので注意っ。
ネットショッピングでのクレジットカードの使い方
ネットショッピング(ネット通販)でのクレジットカードの使い方は、以下の通りです。
ネットでのクレカの使い方
- 購入する品を選んでお支払い画面に進む
- クレジットカード決済を選ぶ
- カード番号(14~16桁)を入力
- セキュリティコード(3~4桁)を入力
- 購入する品と金額を確認して清算
サインや暗証番号の入力がないぶん、実店舗でのお買い物よりも使いやすいですね。
今は、動画配信をはじめ、多くのサブスクリプション(定額課金)サービスでも、同様の決済方法が浸透しています。
また、映画やライブチケットの購入などで使う機会も多いので、慣れておくと便利ですよ。
クレジットカードの使用後:賢い使い方をしよう
以上で、初めてのクレジットカードの使い方をイメージできたかと思います。
ただ、クレジットカードでのお買い物は、口座引き落とし(実際の支払い)までが肝心です。
先述の通り、口座引き落としがきちんと行われなかったら、ペナルティがあるからですね。
そこで、クレジットカードの使用後に気をつける点を、最後に確認しておきましょう。
クレカ使用後に気をつける点
- 引き落とし日と口座残高の再確認
- 引き落とし後は利用明細をチェックする
- 使い過ぎ防止の設定をしておく
これで、クレカの賢い使い方ができる学生さんとなりますよっ。
引き落とし日と口座残高の再確認
クレジットカードで、いくら使ったのかを覚えておくのは大事です。
最近だと、カード会社が用意しているアプリ・Webサイトで、引き落とし日と支払い料金を確認できます。
そして、口座残高は通帳や利用明細のほか、銀行のWebサイトでも確認できますよ。
クレカは信用第一っ、確実に支払うようにしましょう~。
口座残高が不足しているときの対処法
万が一、口座残高が支払い料金よりも少ない場合は、どうすればいいのでしょう。
できる限り避けるべきですが、万が一のときは、カード会社のアプリ・Webサイトで、支払い回数を増やす裏ワザがあります。
クレジットカードの利用で耳にする「分割払い」にして、当座をしのぐわけですね。
とはいえ、支払いできない状況になったという事実は、クレジットカードを使ううえでとても危険なことです。
支払いの遅れが発生しないように、くれぐれも気をつけましょう。
クレカの支払い方法は、以下の記事でご紹介ですっ。
-
大学生がクレジットカードを使う前に|リボ払い・分割払い・キャッシングの違いを解説
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引き落とし後は利用明細をチェックする
使った総額だけでなく、何にお金を使ったのかということの確認も大事ですよ。
一例をあげると、利用明細は、どんなシーンでたくさんお金を使ったのかを再確認する機会にもなります。
また、もし不正利用があった場合も、速やかに対処することが可能です。
この利用明細は、ネット上で確認する「Web明細」にしておくのが無難です。
というのも、最近のペーパーレス化の影響で、紙の明細書だと手数料がかかることも増えたからですね。
手数料は月100円ほどですが、年額だとカード年会費に相当します。。
Web明細だと、紙よりも早く情報が入るので、その点でもおすすめですよ。
使い過ぎ防止の設定をしておく
きちんと利用明細まで確認する大学生の方だと、使いすぎる心配はまずないといえます。
とはいえ気になる人は、念のために「使い過ぎ防止」の設定・ルール作りをしておくといいでしょう。
カード会社によっては、アプリ上で「使い過ぎ防止機能」が設定できる場合もあります。
例えば、三井住友系のカードだと「Vpass」というアプリで「使い過ぎ防止サービス」を使うことができますよ。
学生の方向けの三井住友カードは、以下の2つがあります。
まとめ:クレカは初めての人でも簡単に使える
ここまで、初めてのクレジットカードの使い方について、使用前の準備からお話ししてきました。
まとめると、
となります。
初めてだと緊張するかもしれませんが、クレジットカードの使い方は本当に簡単なので実際に使ってみるのが一番です。
そして最後に一言として。
ここまでお読みいただいた方はわかると思いますが、クレジットカードをきちんと使う能力は、お金を適切に管理する力と同じ、ということは強調しておきますね。
もっとクレカの話を知りたい人には、以下の記事をご紹介ですっ。
大学生のクレジットカード記事まとめ
- 大学生にクレジットカードが必要な理由
- 大学生のクレジットカードの作り方
- クレジットカードの受け取り方
- クレジットカードの支払い方法まとめ
- 初めてのクレジットカードの使い方(この記事)
- 大学生におすすめのクレジットカード9選
- 最新のクレジットカード「ナンバーレス」とは