以上の疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大学生でパソコンが必要な理由
- 選ぶならばMacかWindowsか?
- 買えない大学生向けの安価なパソコン
スマホで何でもできる時代「パソコンが買えないならそれでもいい」というのは、私生活ではその通りです。
でも、大学生活中の様々な場面、さらには就職先といったオフィシャルな場で、パソコンは必須アイテムです。
当然、必須アイテムを使えるかどうかで、大学生活や就職先での活動の幅は大きく変わってきますよ。
パソコンが大学生に必要な理由
大学生にパソコンが必要な理由に、以下の9つをあげられます。
パソコンが必要な理由
- レポートの作成
- パワーポイントでの発表
- 大学教員とのやり取り
- 統計処理
- プログラミング
- 学部の授業・ゼミで必要
- サークル活動
- アルバイト
- クラウドソーシング
もちろん、スマホで代わりがきく場面もあります。
ただ、後述する性能面もあわさって、パソコンのほうが圧倒的に便利ですよ。
1 レポートの作成
大学生の定番、レポート課題の作成時に、パソコンは一番役に立ちます。
というのも、例えば「レポートの書き方まとめ」で書いたように、レポートは教員から提出様式が指示されます。
そして提出様式は、WindowsのWordソフトで説明されるので、パソコンが使えないと書きにくいわけですね。
Googleドキュメントなど、Wordの代わりになるソフトもあります。
ただ、一般的な教員はWindowsのWordを使ったやりとりを想定しているのが普通。
2 パワーポイントでの発表
また、大学生になるとパワーポイントで発表する場面もあります。
典型例は、初年次の基礎ゼミや卒業発表でのプレゼンですね。
このパワーポイントが、プレゼンをするときの標準的なソフトになりますよ。
そのため、例えばプレゼン資料の作成方法を検索しても、パワーポイントでの解説がほとんど。
本ブログ内でも「パワーポイントの作り方」や「パワポの作り方の解説本」などを紹介しています。
ただ、これらもパワーポイントを前提にした記事となっていますね。。
代わりのソフトはありますが、使いやすさ・情報の量を考えると現状ではパソコン一択です。
3 大学教員とのやり取り
大学教員とのやり取りは、基本的にはメールになります。
メールだとスマホでも使えますが、ポイントは「パソコン間でのやり取り」が想定されていることです。
例えば、ファイルの送受信一つにしても、パソコンだと開けるファイルが、スマホでは開けないかもしれません。
また場合によっては、サイズ上限を超えるファイルをやり取りするケースもあるかもしれません。
こうした大学教員とのやり取りにある煩わしさは、パソコンがあれば回避できるなわけですね。
4 統計処理
経済学部や社会学部では、計量分析(統計処理)を行うケースもあります。
統計処理と書くとむずかしそうですが、要はWindowsのエクセルを使った作業ですね。
このエクセルを使って統計処理をする場面が、経済学・社会学など文系の学部でも、意外と多かったりします。
例えば、ダミーの顧客データを使ったエクセルの練習や、実際のアンケート調査の集計・分析作業、などなど。
この場合、不慣れでもパソコンで入力したほうが早いですし、処理速度も違うことがわかるはず。
5 プログラミング
文系だと、顧客データやアンケート調査などの統計処理の場面でパソコンが必要でした。
同じように、理系の学部では、プログラミング言語の入力にパソコンが必要不可欠です。
入力する画面の大きさ、タイピングのしやすさ、もしくはネットでの情報量など。
プログラミングでパソコンがなければ、時間・効率の両面でいちじるしく損をします。
6 学部の授業・ゼミで必要
「統計処理」「プログラミング」とは別に、授業内容に特化したソフトが求められるケースもあります。
- 建築学系「CAD」
- 地理学系「ArcGIS」
- マーケティング系「Adobe Illustrator」
といったソフトですね。
どのソフトも、大学の授業で終わりというわけではありません。
そのため、大学生のうちにパソコンで使い慣れておくのがベストですよ。
7 サークル活動
大学生活の華、サークル活動でもパソコンが必要な場面があります。
- 広報「Adobe Illustrator」「Corel VideoStudio」
- イベント係「ワード」
- 会計「エクセル」
あくまでも一例ですが、要は、どういった役職の人もパソコンが使えたら損はないわけですね。
8 アルバイト
シンプルな例でいえば、時給も高い「ネット家庭教師」は、パソコンをもっていないと応募できません。
というのも、Zoomでのやり取りや採点など、パソコンがなければ行えない業務となるからですね。
それ以外のバイト先でも、サークル活動と同じように、パソコンが使える人が重宝されるケースもありますよ。
9 クラウドソーシング
2020年のコロナ禍のなかで、クラウドソーシングサイトに登録する大学生の方も増えました。
有名どころだと「クラウドワークス」や「ランサーズ」など。
仕組みを簡潔に説明すると、サイトに登録しているクライアントと交渉して、お仕事を引き受ける形態です。
そして、お仕事の依頼内容をみると、たいてい「パソコンの利用」が前提条件になっています。
さらに、どうパソコンを利用するのかとみていくと、以上に説明してきた事柄すべてがあてはまるわけですね。
パソコンを買えないときの金策
中の人の見解ですが、大学生のうちはご両親に相談すればいいと考えます。
とくにパソコンの有無は、上述の通り、大学生活から卒業後のスキルにも直結する話です。
そのため「パソコンが買えないので援助」というケースは、ご両親からの理解も得られやすいですよ。
お金をだしてもらうのも申し訳ない、と考えて、ずるずる先延ばしになるのが一番よくないです。
短期アルバイトで稼いだお金とご両親との折版でもいいので、パソコンが買えないという状況から脱しましょう。
おすすめの求人サイト
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採用されたら「マッハボーナス(お祝い金・最大1万円)」がつき、最短、出勤日翌日に振り込まれることで人気です。
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パソコン買うならMacとWindowsどっちがいい?
結論、MacとWindows、どちらでもいいのでパソコンはもちましょう、という話になりますね。
そしてパソコンを買うならば、持ち運びできるノートパソコンがベストです。
料金的には、Macが11万円台、Lenovo(Windows)が9万円台。
例えば、今までみてきたシーンでは、Windowsの利用が圧倒的でした。
ただ、iPhoneはじめアップル製品との互換性があるのはMacです。
そして、Clubhouseのようなアプリの先行公開も、Mac(アップル製品)のほうが早いのは間違いありません。
こうした個人的な利用も考えると、Macをもつのは選択肢としてアリです。
ただ、価格帯でいえば、Windowsを搭載するパソコンのほうが幅が広くて選びやすいですよ。
大学生が買いたいパソコンにOfficeソフトは必要?
Officeソフト(Microsoft Office)は、一般的には以下の4つを指します。
- Word(文章作成ソフト)
- Excel(表作成ソフト)
- PowerPoint(プレゼン用ソフト)
- Outlook(メール用ソフト)
いずれも、大学生活には欠かせないソフトです。
ただし、以下の理由で大学生はOfficeソフトが入っているパソコンは買わないでOKです。
- 大学でOfficeソフトを無償提供してくれる場合がある
- 大学で無償提供がなくても、大学生なら学割(学生価格)で購入できる
大学でOfficeソフトを無償提供している理由
通常、Officeソフトを搭載したパソコンは、未搭載の機種より2万円ほど値上がりします。
一言でいえば高価であるものの、Officeソフトは大学生、ひいては社会人の必須アイテムです。
そのため、使ってもらわないと大学の授業も困りますし、就活で学生が不利となる状況も避けたい。
この理由から、大学によっては無償提供という大盤振る舞いがあるわけですね。
無償提供がなくても学割(学生プラン)がある
もし、大学で無償提供がなくても、Officeソフトの学割がある場合もあります。
例えば、京都大学だと4年間で4,800円と、パソコンへの上乗せ価格(2万円)よりも圧倒的に安いです。
他にも「ウチダのOffice学割」に記載のある大学でも、1万円台でOfficeソフトを利用できますよ。
そのため、パソコンを買うときには、まず大学への確認をおすすめします。
パソコンを買う場合に気にすべきスペックは?
まず、ノートパソコンのスペック、ということを前提にお話しします。
というのも、大学生・社会人問わずに、ノートパソコンでの作業が主流だからですね。
CPU(パソコンの制御装置)はi5
CPUは、パソコンの脳みそ・頭脳と例えられる部分で、制御装置といわれたりもします。
そのため、CPUが高性能であるほど、パソコンの処理能力が高いわけですね。
このCPUは、用途によって以下のように分類できます。
- 「Core i3」ワード・エクセル・パワーポイントといった簡単な使用にとどまる
- 「Core i5」プログラミング・統計処理など、負荷のかかる作業を行う場合がある
- 「Core i7」授業に特化したソフト(CAD、Illustratorなど)の利用が考えられる
i5を買っておけば、まず困りませんが、安さを求めるならi3も選択肢に入ってきますね。
ストレージ(容量)はSSD・256GB以上が主流
現在、ノートパソコンではSSD(半導体メモリ)が主流です。
というのも、パソコンの起動時間はSSDのほうが短いからですね(10~15秒ほどです)。
また、持ち運び時にゴツン、といった物理的な衝撃にも強いので、データ保持にも便利です。
容量は、512GBのほうが使いやすいですが、256GBでも不足はないです。
もしデータが多くなってきたら、クラウドか外付けのHDD(ハードディスク)に移せばOKですよ。
メモリ(記憶装置)は8Gが一般的
メモリは、CPUを助けるための装置となります。
そのため、CPUの性能にあったメモリのサイズが必要で、現在は8G程度が一般的です。
今、販売されているパソコンのメモリは「4G、8G、16G」の三択です。
だいたいは、CPUにあったメモリになっているので、あまり気にしなくてもOKですよ。
CD・DVDドライブ(光学ドライブ)はお好みで
CDやDVD、またBDを入れる部分を光学ドライブといいます。
光学ドライブは、CD・DVDでパソコン用のソフトが販売されていた頃は必要でした。
ただ、現在はネットでのダウンロードが主流なので、光学ドライブを使う機会は多くないはず。
また、ノートパソコンの軽量化・低価格化を狙って、非搭載のモデルもあります。
インターフェイスもあれば便利
インターフェイスとは、パソコンと周辺機器との接続部分のことです。
周辺機器とは、イヤホンやSD・microSDカード、USBメモリ、HDML端子つきの機器などですね。
- イヤホン 音楽を聴く
- SDカード データの移行・保存
- USBメモリ データの移行・保存
- HDML機器 プロジェクター(プレゼン用機材)
以上の道具は、大学生がパソコンを使う際に必要となるので、あったほうがいいでしょう。
ただ、ノートパソコンが薄型の場合だと、USBの差し口がないケースもあります。
もしない場合は、外付けのインターフェイスで対応できますよ、
モニターは13インチ、重さは1.5kg以下が望ましい
最後に、ノートパソコンのモニターは13インチほどで、重さは1.5kg以下が望ましいです。
というのも、13インチほどのモニターだと、大学生の使うトートバッグやリュックに収まりがいいからです。
また、ノートパソコン自体も軽いほうが持ち運びにも便利ですね。
以上の使い勝手から、13インチで1.5kg以下のノートパソコンが主流となっています。
とはいえ、本記事で提案した大きさや重量にこだわる必要はないので、自分の気に入るモデルを探すのが一番ですよ。
ただ、パソコンのCPUやストレージと同じく、モニターと重さは変えられないので、しっかり選ぶことは忘れずに。
逆に、外付けできる機材は購入する段階ではあまり気にしなくてもOKですよ。
まとめ:学割・大学生向けサービスで安くパソコンを買おう
今回は、パソコンを買えない大学生の方向けに、パソコンを使う場面と、必要な機種・スペックをお話ししてきました。
どんなパソコンがいいのか、もう一度まとめると、
- ノートパソコンが望ましい
- MacでもWindowsでもOKで、自分の用途にあわせて選ぶ
- Officeソフトは大学の無償提供・学割を狙う
- CPU(パソコンの制御装置)は「i5」
- ストレージ(容量)は「SSD・256GB以上」
- メモリ(記憶装置)は「8G」
- モニターは「13インチ」、重さは「1.5g以下」
- 光学ドライブ、インターフェイスはお好みで
となります。
どこでも使えるスマホが便利なように、パソコンも、どこでも使えるノートパソコンのほうが便利です。
いずれにしても、資英会話や資格取得の勉強でもパソコンを使う場面は多いです。
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