レポートの書き方 大学生のスキル

レポート代行はやっちゃダメ?サービス内容をばれる理由と一緒に解説

2021-01-03

レポート代行はばれる?

 

期末レポートを代わりに書いてほしいんだけど、レポート代行ってばれるの?

 

以上の問いにお答えします。

 

本記事の内容

1.レポート代行とは?

2.レポート代行のサービス内容

3.レポート代行がばれる理由

 

この記事の信頼性

執筆者は院生で、学部生に勉強面のアドバイスをしてきた

授業の補助業務で、レポート・卒論等の添削を行ってきた

 

近年「宿題代行サービス」が流行りをみせ、その大学生版となるレポート代行卒論代行サービスもみかけます。

 

切羽詰まった人にとっては魅力的なサービスですが、レポート代行はばれる可能性があります

 

ななさん
本記事では、なぜレポート代行がばれるのか、その理由を解説します。
りくくん
あわせて、やっちゃダメといわれる理由もご説明しておきますね。

 

レポート代行とは?

レポート代行とは、お金を払って大学の宿題になるレポートを作成してもらうサービスです。

 

例えば、ネットで「レポート代行」と検索すると、いくつもの業者がヒットします。

 

ただ、これらの業者の広告をみる機会はあまりないと思います。

というのも、文科省がこうした代行業を問題行為としており、Googleにかんしては広告出稿を禁止しているからですね。

 

レポートではないものの、文科省は「『宿題代行』への対応について」と、小中学生の宿題代行について、規制強化の方針を出しています。

 

ななさん
つまり、教育機会を提供する側は、あまり好ましく思っていないサービスといえますね。。
りくくん
価格やオーダー内容など、レポート代行のサービス内容を次にみてみましょう~。

 

レポート代行のサービス内容

レポート代行業者のサービス内容は、おおむね以下の通りです。

 

レポート代行の価格と主なオプション

サービス内容 金額
レポート代行 文字単価3円~10円
即日仕上げ 1,000~2,000円追加
資料作成 要相談
データ解析 要相談
アンケート調査 要相談

 

あいまいな部分が多いのには、以下の理由があります。

 

まず、文字単価に幅があるのは、文章量が多いと負担が増すことと、文系・理系で書き方に差があるからです。

次に、データ解析やアンケート調査などの費用が一律でないのも、レポート内容によって作業量がちがうからですね。

 

個人によるレポート代行の場合

また、レポート代行は、業者以外にも個人がスキルマーケットをとおして請け負う例もあります。

 

りくくん
個人だと、A41枚1,000円(文字単価1円ほど)から請け負う例もあり、割安な価格となる傾向がありますね
ななさん
いずれにしても、オーダーメイドという表現が近く、担当者と相談しながら決めていきます。

 

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出品者によっては1,000円から依頼できます。

 

レポート代行がばれるという理由

レポート代行はばれる?

とはいえ、レポート代行はばれる可能性があると書いたように、ノーリスクではありません。

 

なぜレポート代行がばれるのかは、以下の理由が考えられます。

 

レポート代行がばれる理由

コピペチェッカーでひっかかる

口頭試問で答えられない

レポート代行の依頼者が他にもいる

レポート代行を使った話がもれる

 

りくくん
順番にサクッとみていきましょう。

 

コピペチェッカーでひっかかる

レポート代行は、発注時に相談しながら、どう書いていくのかを決めていきます。

 

ただ、書いてくれるのは代行を担当する人なので、どのようにレポートを作っているのかはわかりません。

そのため、担当者によってはネット上のコピペですます、といった事例もあるようです。

 

この場合、レポート代行自体がばれるわけではないですが、コピペはばれる可能性が高いです。

 

ななさん
中の人の経験談からいえば、コピペした箇所は、コピペチェッカーにかける以前に大体わかります。
りくくん
そしてコピペは剽窃行為となるので、大学によっては学期の全単位没収といったキツイ罰則もありますね。。

 

口頭試問で答えられない

レポート課題ではまずないものの、卒論だと「口頭試問」という質疑応答の場があります。

 

例えば、卒論発表をする場合、パワーポイントを使いながら説明をして、その後に質疑応答があります。

同じように、卒論発表がなかったとしても「口頭試問」として、提出した卒論に対する質疑応答の場はあったりします。

 

つまり、卒論代行にかんしては、この口頭試問のときに答えられずにばれる可能性が高いです。

 

りくくん
あまりに答えられない→怪しまれて卒論再チェック→呼び出しをくらう、という流れですね。
ななさん
レポートでも、ゼミや演習形式の授業だと、一人一人を丁寧にみるのでばれる可能性はあります。。

 

レポート代行の依頼者が他にもいる

同じ授業で、同じレポート代行を依頼する学生がいるとばれる可能性があります。

 

というのも、レポートは文章量や書く内容が限定されているので、基本的に似たような文章になるからです。

そのため、文章構成が似ている点は教員も気にしませんが、同じような文体(文章のクセ)がならんでいれば教員も怪しみます。

 

ななさん
そうなると、仲間内でレポートを作って、同じようなレポートを提出しているのと変わらない状況になります。
りくくん
少なくとも、他の人の文章をまねたということで、レポートの点数はグッと低くなりますね。。

 

レポート代行を使った話がもれる

「レポート代行を使った」という話がもれても、ばれる可能性が高まります。

 

何かのはずみでポロっと人に話したことが、噂話やSNSでひろまるかもしれないということですね。

とくに、レポートの採点が終わっていない時期に話がひろまったりすると、限りなく危険です。

 

りくくん
以上がばれる理由ですが、それなら「話さなければいい」し「文章もそのまま使わなきゃばれないんじゃ?」という疑問がでてきます。
ななさん
この「レポート代行は本当にやっちゃダメなのか」という点を、次に確認しましょう。

 

レポート代行はやっちゃダメ?それともばれなければいい?

レポート代行はばれる?

結論、レポート代行はやっちゃダメ?という問いは、個人の価値観・倫理観にゆだねられています。

というのも、レポート代行は問題視はされているものの、法律上ではグレーゾーンとなるためです。

 

グレーゾーンならば、例えば「リスクはとりたくない」「モラル的にどうかと思う」という人は使わないでしょう。

逆に「単位をとれたらそれでいい」「リスクとらないと単位がヤバイ」「ばれなきゃいいんでしょ?」といった人は使うかもしれません。

 

もしくは、そのまま提出するとばれるから、あくまでも「書き方の見本」としてレポート代行をたのむ、という人もいるかもしれません。

そして、この書き方の見本として利用することは、レポート代行の業者が主張している点でもあります。

 

りくくん
つまり、完成品をレポートの見本や例文にするぶんには、レポート代行をやっちゃダメとはいいきれないのが現状です。
ななさん
もし自分の文体に似た、コピペもない文章が完成した場合。。ばれなきゃいいと考えるかどうかは、価値観・倫理観次第です。

 

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まとめ:レポート代行の使い方はその人次第

今回は、レポート代行のサービス内容とばれる理由、またばれなきゃいいのか、という点をお話ししてきました。

 

記事内容をまとめると、

  1. レポート代行の価格は、書く内容によって差がある
  2. レポート代行は主にコピペ部分でばれる可能性がある
  3. ばれなきゃいいのか問題は、完成品のあつかい方次第

となります。

 

繰り返すと、レポート代行の文章をそのまま使うときに、コピペでばれる可能性や価値観・倫理観といった観点からやっちゃダメといわれます。

 

ただ、完成したレポートを見本・例文としてあつかうぶんには、レポート代行の依頼はマニュアル本を買うようなものです。

 

ななさん
実際、個人でレポート代行をしている人も、例文作成や文章の添削として請け負っていますね。
りくくん
そのため、大学のサービス自体が利用しづらい今、相談相手がいない学生さんが頼りにしているのも確かです。使い方はその人次第っ。

 

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