
「メモが大事」とは、学生から社会人まで共通して聞く言葉。
でも同時に「面倒だな…」と感じる人も少なくないはず。
ただ、要点だけおさえてしまえば、おどろくほど簡単にメモのとりかたを身につけることができます。

という自分の体験談にもとづいて、ここではメモのテクニック(メモ術)からデジタル化までの手順を解説します。
面倒にならないメモの取りかた
まず、「ペンの色は一色」で「メモ帳は一種類」というメモの取りかたをみたいと思います。
大体、メモで面倒だと感じるところは、メモ書きの色分けとメモ帳の使いかただと思います。
なので、メモ帳での色分けと使いかたをシンプルな方法から入って、メモのハードルが下がったらと思います。
ペンの色は一色でいい
ペンの色は、基本的には一色で問題ないです。
何かを書きとめるとき、色をわざわざ分けたりしませんよね。ふと思いつくような事柄であればなおさらです。
三色ボールペンで色分けをする場合は、普段使用する色、重要なことを示す色、補足するときの色などの分けかたが想定されます。
でも、重要であれば丸印をつけたり、補足は別のペンを使ったりすると、別に色にこだわる必要はありません。
もし使うとすれば、補足する内容を赤なり青なり、別の色で書いておけばパッとわかると思います。
でも、メモ帳で書く範囲をわけておけば、そういった必要もなくなります。
メモ帳は一種類でいい
メモ帳も一種類で問題なくって。むしろ、何種類も使うほうが問題かもしれません。
理由はシンプルで、何種類も用意すると、どのメモ帳に何を書いたかわからなくなるからです。
そもそも、一時的な記録で使うことが大半なので、一冊を時系列的に使っていくほうが効率的だと思います。
例外としては、使い道がはっきりとわかっている場合になるでしょうか。
学校の授業で使うノートや、他の人と共有する前提でつけるメモなどは、別に用意しておくほうが便利です。
便利なメモ帳(ノートサイズ)
メモ帳は、ノートサイズのように大きいほうが使いやすいです。
でも、一般的にイメージされているような、携帯して、サッととりだすことができるのは、小さなメモ帳だと思います。
自分も、小さなメモ帳を携帯しています。
というのも、自分の場合は、小さなメモ帳に書いていくのは屋外のみと、使うシチュエーションがはっきりとしていて。
なので、家や宿泊先といった屋内で使うのは、ノートサイズのものになってたりします。
先ほども書いたように、小さなメモ帳は、あくまでも一時的な記録に使う感じです。
理由は別の記事で書くかもですが、基本的には『情報は1冊のノートにまとめなさい』という考えに近いのかもしれません。
上の本だと、A5サイズ(見開きでA4サイズ)が推奨されているので。
折衷案としては、見開きでB5サイズ弱のメモ帳の使用でしょうか。
「モレスキン」「ロディア」「ロルバーン」など、有名どころのメモ帳のスタンダードサイズは、B5弱が多いようです。
メモ帳選びの参考になれば幸いです。
爆速でデジタル化
あと、デジタル云々の話抜きではメモ帳を語れない時代だろう、という声がありそうですね。。
このデジタル化の方法も簡単なので、書いてみます。
スキャンアプリを入れてみる
まず、スマホにスキャンアプリをインストールする方法があります。
App StoreやGoogle Playで「スキャンアプリ」を検索すれば。
「CamScanner」や「Adobe Scan」「Microsoft Office Lens - PDF Scanner」など、たくさんのアプリがヒットします。
スマホに、こうしたスキャンアプリを入れておくことで。
メモした内容を写真にとって、すぐにオンラインストレージにあげることができます。まさに爆速。
とはいえ、まっさきに思いつくのは、スマホのメモアプリを使って記録することだと思います。
ただ、このやりかただと入力は早いのですが、図表をサッとつくれないのが難点です。そこで。
電子ノート・電子ペンを使ってみる
以上に話してきた紙に手書きするメモではなく。
電子ノート・電子ペン(デジタルペン)を使って、手書き即デジタル化という方法もあげておきたいと思います。
電子ノートだと「DPT-RP1」、電子ペンだと「Bamboo Folio L」などが有名どころでしょうか。
値段がズドンと跳ねあがるものの、爆速という点では一番です。
なんせ、書いた内容がそのままデジタル化されていくので。。

まとめ
ということで、面倒じゃない方法に限定したメモの取りかた、選びかた、そしてデジタル化についてみてきました。
最後にプラスアルファで書いておくならば。
メモ帳で何を書く場所かを決めるなど、メモ術・ノート術として語られているような、いわば型を知ることも大事だと思います。
ただ、やっぱやめたっていう離脱を増やしたら意味ないなと思ったので。
まずはメモ帳を手に取って、その手に馴染むことを念頭に記事を書いてみた次第です。
読者の方がうまく習慣化できて、快適なメモライフを過ごせることを願っています。
▼読書ノート編の記事です▼