
こんにちは、りくななです。
今回は、効果的な読書ノート(記録)の付けかたを説明したいなと。
それで結論は、シンプルなメモ書き程度の読書ノートがいいという話になります。


というやり取りは、子どもから大人まで共通するものだと思います。
実際、効果あるのか疑問だったり、かかる手間を考えたら面倒だと感じる人も多いはず。
自分も、本は読むけどもまとめるの面倒。。みたいな意識がありました。
なので、効果的・効率的かつ楽にできる方法を考えていました。
ここでは、その効果や効率的な書きかた、整理方法を説明してみます。
この記事の想定読者さん
- 読書ノートの効果を知りたい人
- 読書ノートを簡単につけたい人
- 読書ノートを整理したい人
読書のテーマを決めておくと効果的
「本を読むうえでのテーマ」が決まっていないと、効率性が低いという前提があります。
『東大読書』の著者・西岡壱誠さんが、本の冒頭で「読む前の準備が大事」と述べている点があげられます。
または、「読書感想文が宿題」→「面倒っ!」みたいなやり取りを想像したら、わかりやすいのでしょうか。
興味ない本を読んで、読書感想文まで書くのは面倒に決まっています。
逆にいえば「今日はこんな本読んでみよう」と、前もってテーマを考えている子は、すんなり書けそう。
加えて、テーマが決まっていると、読書時のアンテナも張られるので、感想文も面白いものになるはずです。
▼子どもさんにもオススメの読書ノート▼
読む理由やテーマを決めておくと、それにそって本から要点(自分のアイデアになる箇所)を拾い上げるので。
あらかじめ、読む理由をみつけておくと、読書ノートをつける効果も期待できます。
読書の記録はメモ書き程度でOK
ところで、効果的かつ「簡単」な読書ノートの結論は、メモ書き程度なのかなと思っています。
というのも、キレイにノートをとっても、覚えきれないからです。

読書量が多い人だとなおさらだと推測しますし、実際に簡潔さをお勧めする書籍も多いです。
なので、バサッと簡略化しましょう。
例えば、気になった箇所にふせんを貼るのが常とう手段ならば。
読書時に決めといたテーマにそって、ふせんに二行程度の書き込みをします。
ふせんには、気になった理由や共感、懐疑的な理由などを書き込んで。止まらずに読み進めていきましょう。
メモ書きと本の内容を紐づけることで、忘れにくい状態をキープできます。
そのまま最後まで読み切って、ふせんの部分を振りかえると?
意外と、その本に対する自分の考えがまとまっていたり。少なくとも、一貫性があることには気づけるはずっ。
▼ほどよいサイズの読書ノート&オススメ書籍▼
例えば、上で紹介したDaiGOさんの読書術のテーマは「記憶」なので。
「3ワードノート術」のように、読んだ本を人の記憶のなかに定着化させる過程(効果的な読書ノートの技術)を、大きく補ってくれるはずです。
で、本に対するまとまった考えや、気づいた一貫性を書きつづることで、読書ノートが完成です。
読書後の整理はデジタル化がオススメ
さて、読書ノートをとっていって。最後の仕上げに残っているのが、読書後の整理です。
例えば、読書ノートの目次をつくるといった整理ですね。

地味に困るのが、この整理方法ながらも。ここで有効な手段として整理のデジタル化があります。
簡単なところでは、PCやスマホについているメモ機能の使用ですが。
「ブクログ」や「読書メーター」といったアプリの使用もオススメです。
紙の読書ノートも、つけてる感があって気分がのるので捨てがたいものの。
「ブクログ」や「読書メーター」を使うことで、目次に相当するデータをデジタル化して管理できます。
画面に本の表紙が表示されるので、視覚的な記憶としても取りだしやすいっ。
それでもってメモ機能もついているので、読書の記録もしっかりできます。
ブクログ
まず、一つ目はブクログです。
読書アプリとして広く使われていて、ユーザー登録もアプリ操作も簡単。
「ログイン>読んだ本を本棚に追加>メモ記入」で、読書記録が完了です。
本の追加も、Amazonで販売されている書籍が検索できるので、大抵の本はみつかります。
もしヒットしなくても、オリジナルアイテムとしてタイトルや著者名、メモを記録できます。
大変使い勝手がいいサービスです。
読書メーター
もう一つのアプリが、読書メーターになります。
ブクログと同じく、ユーザー登録から読書記録の設定まで、簡単にすませられます。
ただ、読書メーターが特徴的なのは、読んだ本のページ数や冊数が目にみえるかたちで表示される点です。
この機能で心に火がついて、読書に勤しむユーザーさんも多そう。
オンライン読書会の立ち上げなど、会員間での交流機能も充実、活発なようです。
ブクログとは違った楽しみがありますね。
まとめ:自分自身に役立つ読書を目指そう
この記事では、読書ノートで効果があがる方法や、簡単な記録の付けかた、デジタル化する整理方法をみてきました。


あと、デジタル化に関連してもう一つだけ付け加えると。
読むときは黙々とインプットに励み、読み終えたら、人に話すなどのアウトプットをする。
そうすると記憶に残るというのは、読書術の解説本でよくみかける話ですが。
「ブクログ」「読書ノート」では、本棚・読書記録の公開設定もできます。
なので、人に感想をみせること(アウトプット)を意識しながら、読書記録を整理すれば。
記憶の定着化という意味でも効果的です。
もちろん、読んだ本もメモ書きも個人的な記録だから、人にみせるのは気が引けるという人は、非公開設定にしておいても全然大丈夫です。
まずは、自身の役に立つように、読んだ効果があがるような読書を目指してみましょうっ。
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