こんにちは、りくななです。
先日「ITパスポート(iパス)」という試験を受けて、なんとか合格。
ITパスポートとは、
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
独立行政法人情報処理推進機構【ITパスポート試験】iパスとは
という試験で。
メールのしくみからシステム開発、ITを使用した企業戦略や法律的な話まで。
一言でいえば、情報技術に関係する幅広い分野がテーマとなっている試験です。
上の引用で「基礎的な知識」とあるように、専門性は低いながらも参考になる部分は結構あったり。
敷居も低く、面白そうな印象だったので受けてみたら、晴れて合格っ。
そこで、ITパスポートの受験準備、試験当日までの取り組み、やっててよかった対策などを、備忘録としてつづっておきたいと思います。
ITパスポートの受験準備
まず、受験の手続は、以下の公式サイトに記載されています。
独立行政法人情報処理推進機構【ITパスポート試験】受験要領
利用者登録しなきゃいけないのがちょっと手間なのですが。
会場予約や支払いの手続きがシンプルでした。
会場は、地方でも毎週末にはひらかれていたり、空席があれば最速で翌日に受験可、時間も2時間と予定がたてやすいです。
受験手数料は5700円(税込)とお手頃価格。
自分の場合だと、午前中であれば申込日の翌々日にうけることができました。
ただ、午前よりは午後がいいなと思っていたのと、事前に勉強しておきたいということもあって。
とりあえず二週間後を目途に会場を予約。それで、テキストを買ってから勉強開始です。
下が実際に使ったテキストで、近所の本屋さんでみつけました。

試験勉強と対策
試験勉強の期間は、二週間あれば何とかなりました。
日ごろPC・スマホを使いながらも、知らなかったことばかりで。。
自分の場合は、ネットワーク関係の記述や、データベースの組みかたが参考になりました。
二週間あれば何とかなる
二週間を目安にすれば、万全とまではいかなくとも、何とかなります。
というのも、テキスト以外にもネット上の情報が充実していて、効率よく学習できるからです。
- 公式サイト 実際の試験環境を把握
- Youtube 試験対策用の動画がヒット
- 過去問道場 過去11年分の問題集が用意
順に説明すると。
公式サイトの長所
過去問対策用のソフトで、実際の試験環境の体験ができます。
本番は、マークシート等ではなく、CBTといってコンピュータ上での試験になります。
マウスクリックで四択を選ぶ、気になる問題は再確認ボタンを押し、後でチェックという感じなので。
事前にためしておくと心に余裕がうまれます。
Youtubeの長所
テキストから重要な項目をピックアップした試験対策用の動画が公開されています。
とにかく出題範囲が広いので、試験の全体像や、出題傾向からさらにピックアップした内容で、参考になるはず。

それが、三つ目にあげた
「ITパスポート過去問道場(ITパスポート試験ドットコム)」
です。
ITパスポート過去問道場の長所
過去10年ほどの問題が用意されているのですが。そのなかでもすごいのは、
過去問の一問ごとに「テキストにも負けない解説」
がついていることです。
ITパスポート試験は、とにかく範囲が広いうえに、似たような専門用語の略称がバンバンでてくるので。。
ただ、過去問道場では、設問ごとに詳細な解説があって。
初学者は、テキストとあわせることで、とても高い学習効率を生みだせます。
実際に組んだメニュー
今回は、上で紹介したものを活用して、次のメニューを組んでみました。
- 過去問道場 初日に一期分やって、設問を確認。二週目から一日に一期ずつ、過去六期分を解く。
- テキスト 一週目で一通り終わらせる。二週目は、過去問道場を併用してキーワードをおさえる。
- Youtube動画 テキストの合間に視聴。ピックアップされている範囲をおさえる。
- 過去問ソフト 一回は使って、本番の感覚をつかんでおく。80分くらいで100問を一巡するのが目安。
といったスケジュールです。
要点だけ抜きだすと、テキストは駆け足になってしまっても、全体をつかむのが大事で。
全体をつかんだあと、Youtube動画や過去問道場の解説をみながら、出そうな項目を覚えるほうが効率的なはず。
というのも、出題傾向のキーワードを重点的におさえておけば、四択から三択、二択に限定できるからです。
実例でいえば。
英語の略称は、単語から用語の意味を推測できれば、二択までしぼりこめる可能性が高いです。
あと、計算問題も出題されていますが。分かる範囲の問題で、加点するくらいの感覚でOKだと思います。
試験当日の様子
二週間後、本番を迎えました。どのような様子だったかをふりかえってみますと。
14時から試験、13時30分から受付だったので、13時30分ちょい手前に会場入り。
開始30分前とまでいかなくとも、あわてやすい人は早めにきていたほうがよさげでした。
とくに今の時期は、一人ずつの対応となっていたので。。10分前にきた人たちは、試験開始ギリギリに着席する感じで。
あわてやすい人には、苦手なシチュエーションだと思います。
それで試験開始後は、意外と緊張&不安感があります。
スタートとともにいっせいにキーボード音がするので、それにつられてやっぱり焦りが。。
本番で慎重になるためか、過去問を解くよりも考えるので。一問ごとの時間もかかってしまい、ちょっと不安になります。
ただ、20~30分くらいたったあたりで落ちついてきて、自分の場合はペースが少し戻りました。
分からない問題もちらほらあるので、再確認ボタンにチェックして先を急ぎます。
70分が経過したあたりから、回答終わった人が退室しだして、あわてる気持ちをなだめつつ集中。
その後、120分(試験時間)が経過したら、すぐに採点結果が表示されます。
745点とのことで、無事に合格点には達していました。
夕方、試験結果のレポートにかんするメールが届いて、あらためて点数を確認。めでたしめでたしです。
やっててよかったと思う対策
もう一度、重要な点をふりかえっておくと。
過去問道場は独学での試験対策として不可欠だと思います。過去問道場だけでも合格というコメントもあるほどです。
ただ、今回は二週間に設定したこともあって、テキストもとても重要になりました。
過去問道場の解説も充実しているものの、設問のジャンルを手早くおぼえる点では、テキストのほうが有効なので。
短期集中だったら、過去問道場とテキストを併用することは不可欠だと思います。
あとは当日、心にゆとりをもつことも大事だったなと。
これは、単純に間違えやすくなるというのも理由です。
自分の場合は、四択→三択・二択への消去法に頼る問題があったのと、一問あたりの解答が遅かったため、余計にあせる感じで。
時間は絶対にあまる、難しい問題もある、この二つの気持ちをもつのは大切でした。
あと、解いてるうちに肩の力が抜けて、判断力がもどってくるはずです。
その後に、気が散っていたときに解いていた問題を見直せばいいと思います。
まとめ
ITパスポート試験について、受験準備、試験当日までの取り組み、やっててよかった対策などを書いてきました。
資格のメリットですが、ITに関連して知りたいことがある場合、そのとっかかりにはなります。
自分の場合、エクセルでデータベースつくらなきゃというタイミングだったので。その基本的なしくみをサクッと知れたのは良かったなと。
システム開発から企業戦略・法務まで。扱うテーマが幅広いので、必ず自分なりの気づきを得られるはずです。
そして、今回は独学でしたが。国家試験ということで、ITパスポートを扱う資格講座も色々とあります。

短期集中とはいえ、こんな感じになってしまうので。。
丁寧なサポートを受けたい、しっかり身につけてから試験に臨みたいという人は。
低価格帯のプログラムもたくさんあるので、+αの受講をオススメする次第です。
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