こんにちは、りくななです。
よく、インプットだけではなく「アウトプットも大事」だという話を見聞きします。
例えば、読んできた本の内容を外に向けて発信することで、記憶の定着化や伝える力がきたえられるという話です。
結論をいえば、思考の整理法として非常に有意義だと考えます。
この記事では、こうしたアウトプットがなぜ重要なのか、説明していきます。
アウトプットの意義と重要さ
アウトプットすることの意義は何かといえば。
アウトプットの意義
(1)何かを表現するなかで思っていることを整理できる=自身の内面をみがく
(2)伝えることで他人との関係をつくっていける=自身の外観をつくる
ことが考えられると思います。
例えば、ブログを書いてみるだけでも、自分の考えを整理できたり、共感をもってくれる人を探したりできるわけです。
この思考の整理法の意義をいいかえるならば。
アウトプットを、社会・日常生活上で行うことによって、
「自分の生活の質を高めていくことができる」といえるでしょう。
これまでのインプットの成果をだすと、こんな効果が期待できるわけです。
とはいえ、

と、疑問が浮かぶことも確かだろうなと。
そこで、以下では
-
自身の内面をみがく
-
自身の外観をつくる
にそった、具体的な話をしてみようと思います。
自分の内面をみがくためのアウトプット
自分の内面をみがくといっても、難しい話ではなく。
「読んで、まとめて、書く」という行動を実践しただけですが。
それによって自分は、「豊かな知識や想像力を身につける」ことができました。
豊かな知識や想像力を身につけよう
一言でいえば、読んだ本を整理して発信したら、大学生活のなかでいい結果がついてきたという話です。
結構、いろんな人がもちあわせていそうな話だと思います。
自分の例だと、大学入学前後から、読書のあとに簡単なメモをとるようになって。
講義に関連がない本やマンガ、アニメでも書きとめて、読書記録を残していました。
そうすると、新しいレポートを書くとき、この読書記録から素材を探すようになりました。
で、素材用のメモがみつかれば、その本をもう一度ひっぱってきて、
書きすすめるのに必要そうな本を探して、要点をおさえていくことができて。
結果、次のような成果を得られました。
- オリジナリティの確保
- 文章自体のクオリティの向上
- 文章で使うキーワードの選定力の向上
- 引用文の精度の向上
それは、次のようなマニュアル本でも大事とされている話だったと思います。
ところで、アウトプットした文章から得られるものは、知識や想像力にとどまらず。
自分の場合、「他人との関係をつくる=外観をつくる」という部分につながっていきました。
自分の外観をつくるためのアウトプット
いくつかレポートを書くなかで、所属学科の教員とのつながりが生まれて。
二年次も終わる頃、その教員から「書いてみる?」と、学科で出している調査報告書の校正・編集作業を頼まれました。
セールスポイントが身についた
この報告書の校正・編集作業を通して、また別の仕事の依頼もありました。
演習全体の補助や、研究協力者(RA)になる、といった内容で。
意図していなかったとはいえ、次のステップに進むきっかけになりました。
アウトプットの産物のレポートが、他人との関係をつくるきっかけになり。
良い文章が書ける「セールスポイントをもつ人」という、一つの外観をかたちづくったといえます。
ここからいえるのは、良いアウトプットは良い反応を導くという話だと思います。

もし、教員のサービストークだったとしても、一学生にとってはうれしい話に違いなく。
おもしろい文章を書くことに楽しさを感じたり、自己肯定感をもてたり。
アウトプットから外観をつくるなかで得られる評価からは、
生活の質を高めるうえで大事になることを、たくさんもらえることでしょう。
まとめ:どのライフステージでも大事なもの
ここまで、アウトプットが思考の整理法として有意義で、生活の質を高めるものになること。
この点を、自分の大学時代の経験談からお話ししてきました。
ただ、大学生に限らず、どのライフステージでも、生活の質を高めることは大事だと思います。
中学、高校生の日常や、社会人生活、あるいは退職後のくらしまで。
その生活の質を高める方法として、アウトプットは推奨されているところです。
そこで、このブログでアウトプットを題材にするときには
- 推奨されている方法論
- 流行りのテクニック
- アウトプット本の自己啓発以外のカテゴリー
- インプットという視点の位置づけ
などをとりあつかっていければと思っています。
こういった諸々を深掘りしていくなかで、
面倒にならないための方法や、良質なアウトプット法をさがしていければなと。
まずは、その手始めの話でした。
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