
以上の問いにお答えします。
本記事の内容
1.KIPS(キップス)カードの特典
2.KIPSカードでPiTaPaを有効活用する
3.KIPSカード・PiTaPaの申し込み方法
この記事の信頼性
執筆者は2級ファイナンシャルプランニング技能士(FP)の有資格者
院生で、学生向けクレジットカードを使ったポイ活も実践している
クレジットカードは、ネット通販や公共料金の支払いに使いますが、最近では電子マネーとの連携も多く、さらに便利になっています。
とくに、関西圏の通学で使い勝手のいい電子マネー「PiTaPa」と連携しているのが、近鉄が発行する「KIPS-JCBカード」です。


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KIPS(キップス)カード向きの学生とカード特典
関西圏の学生さんになじみのある近鉄グループの「KIPSカード(JCB)」の特典は以下の6つです。
KIPS-JCBカードの特典
- 「近鉄グループでのポイント還元」 最大5%のポイント還元
- 「近鉄グループでの優待」 ホテル・レストランなどで5~20%の割引
- 「ブランドがJCB」 日本人向けの加盟店が多いJCBブランドのカード
- 「PiTaPaに紐づけ可」 PiTaPa(電車・バス)の利用でポイントがたまる
- 「年会費が実質無料」 初年度以降は年1回のカード利用で年会費無料(※)
※ KIPS-PiTaPaカードの保有が必要です - 「電子マネーに対応」 QUICPay、Apple Pay、Google Payが使える
近鉄百貨店やKINSHO、Harvesなどのポイント還元や、大阪・京都・名古屋のホテルやレストランの利用で優待特典があります。
そのため、関西圏で生活しながら、近距離での活動を展開する学生さんがもつメリットは大きいですね。


KIPSカードだとPiTaPaでポイントがたまる
PiTaPaとのセットで、KIPS-JCBカードのメリットをより多くひきだせます。
- PiTaPaでカード年会費が無料
- PiTaPaがカバーする交通エリアはひろい
順に説明していきますね。
メリット1 PiTaPaを使うとKIPSカード年会費も無料
KIPSカードは初年次以降、年会費1,375円(税込)がかかります。
ただ、PiTaPaを年に1回使うことで、JCBで年会費を負担してくれるシステムです。
PiTaPaは、関西圏の交通機関を使ううえでも必須アイテムなので、普通に使うだけでクレジットカードも無料になるわけですね。

メリット2 PiTaPaは関西圏の交通エリアをほぼカバーしている
PiTaPaは、以下の交通エリアをカバーしています。
兵庫、大阪、京都、奈良、和歌山、滋賀と、主だった関西圏のエリアはほぼカバーしていることがわかります。


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学生向けのKIPSカード・PiTaPa申し込み方法
KIPSカードはネット申し込みですが、PiTaPaはカード到着後に郵送で申し込む必要があります。
ネット申し込みの流れ
- ログインページに移動
- 基本項目の入力
- カードを使う目的・学校情報の入力
- 暗証番号等・追加サービスの入力
- 口座・付帯サービス(PiTaPa)設定

KIPSカードのネット申し込み
step
1ログインページに移動
まず、KIPS-JCBカードの公式サイトに移動します。
画面の下に表示されている申し込みボタンを押すと、会員規約がでてくるので、同意して次に進みましょう。
step
2基本項目の入力
まず、希望のカードが「KIPS-JCBカード」になっていることを確認して、以下の情報を入力します。
基本項目1 名前・住所など
まず、クレカ以外でも入力する、基本的な以下の項目になりますね。
- 名前
- 生年月日
- 性別
- 住所(郵送先)
- 電話番号(携帯のみで可)
基本項目2 職業・年収など
ここからが、クレジットカードの審査に使われる項目になります。
- 職業
- (任意)その他の職業
- 本人の年収
- メールアドレス(フリーメール可)
職業には「学生」の項目がありますが、えらぶと「その他の職業」がでてきます。
アルバイトをしていれば「パート・アルバイト」を入力して、その月収×12で、年収欄を埋めましょう。

step
3カードを使う目的・学校情報の入力
次は、カードを使う目的や学校情報を入力していきます。
クレジットカードの利用目的
大まかに、カードを何に使うのかをカード会社にお伝えします。
- カードの利用目的
- キャッシング機能
利用目的だと、学生さんは日常生活で使うので「生計費決済」を選択しましょう。

運転免許証の有無・アルバイト先
- 運転免許証について
- アルバイト先等について
運転免許証は、本人確認用に使われます。もっていなければ、Step5でパスポートや住民票、マイナンバーカードを使います。

また、アルバイト先の入力欄は、Step1で「その他の職業」を入力したときにでてきます。

通学先・世帯の情報
- 学校情報
- 卒業予定年
- 家族との同居の有無
- 住居の形態
- 家族の人数
学校名と卒業予定年を入力したら、今は一人暮らしかどうかをえらびます。
そして、今住んでいる住居の形態(持ち家か賃貸か)をえらびましょう。
住居の項目では「家賃支払いの有無」も聞かれます。
親からの仕送りがあれば、そのお金で家賃を支払うことになるので「賃貸・家賃支払無」となりますね。

step
4暗証番号等・追加サービスの入力
あとはその他の項目として、以下を入力します。
暗証番号等
- 暗証番号
- 申し込み用パスワード
- カード支払い用の口座(銀行の選択)
申し込みを途中で終えたとき、この申し込み用パスワードを使って、入力を再開するシステムになっています。
あと、クレジットカードで支払った料金を引き落とすための口座(ゆうちょ銀行など)も、ここでえらびます。
追加サービス
- スマリボ(リボルビング払い)
- JR東海エクスプレス予約サービス
- ETCカード
- QUICPay(電子マネー)
一番重要なのは、スマリボというリボルビング機能(金利をつけて、月々の支払い料金を一定にするかどうか)です。
このリボルビング機能の登録で、6000円がキャッシュバックされますが、登録するならば計画的な利用を心がけましょう。というのも、学生さんによくある問題として、支払い能力を超えて使い過ぎて、返済に困ってしまうという点が指摘されているからです。
次に、新幹線を使う人は「JR東海エクスプレス予約サービス」、自動車を使う人は「ETCカード」を申し込んでおくと便利です。
QUICPayは、マックやセブン、イオンなどでも利用できる電子マネーなので、もっていないならばつけておきましょう。

QUICPayに対応する主な店舗

step
5口座・付帯サービス(PiTaPa)設定
あとは、以下のこまかな情報をカード会社にお伝えします。
- 支払い口座の支店名・番号
- (運転免許証がない方は)本人確認書類の画像データ
- PiTaPaの申し込みの有無
口座情報は、ネットショッピングでもよく使いますが、画像データは敷居が高そうなイメージです。

あとは、PiTaPaは郵送での申し込みになるので、ここで「同時に申し込むよ」と伝えておくのもわすれずに。

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まとめ:関西圏で通学しているならKIPSカードがオススメ
今回は、学生さんでも作れるクレジットカード「KIPS-JCBカード」のメリットと申し込み方法をお話ししてきました。
記事内容をまとめると、
- KIPSカード向きなのは関西圏で生活する学生
- PiTaPaとのセットで年会費やポイント還元がお得
- 特典をうけるには、KIPSカードと一緒にPiTaPaを作る
となります。
関西圏で通学していて、PiTaPaを使う機会の多い学生さんならば、KIPS-JCBカードの特典を最大限にうけられます。


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