レポートの書き方 大学生のスキル

【見本あり】大学のレポート表紙の書き方は?手書き・ワードの体裁を解説

2020-12-18

大学のレポート表紙

 

大学のレポート課題の表紙、書き方は手書きでも大丈夫?ワードのほうがいい?

 

以上の問いにお答えします。

 

本記事の内容

  1. レポート表紙の書き方:レイアウト
  2. 手書きの表紙とワードの表紙:画像解説
  3. 手書きのレポート表紙のメリット・デメリット

 

この記事の信頼性

執筆者は文系院生で、レポート・報告書の添削歴も豊富

補助業務にたずさわるなかで、1000本以上のレポートを読んできた

 

大学のレポート課題がでたとき「表紙を手書きにして大丈夫かな」と悩む学生さんがいます。

というのも、大学でのレポート表紙といったとき、基本的にはワードでの書き方、作り方を指すからですね。

 

ただ結論、レポートの表紙の書き方は、レイアウトが整っていれば手書きでもワードでも大丈夫です。

 

りくくん
そこで本記事では、レポート表紙の書き方を、手書き・ワード両方の画像を使って解説しますねっ。
ななさん
表紙も含めた、レポートの書き方を解説した本は以下の記事でご紹介です。
レポートの書き方の本
大学生の勉強・単位の取り方に役立つ記事まとめ

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大学でのレポート表紙の書き方:レイアウト

一般的に、レポートには表紙をつける必要があります。

そのため、ここでは「レポートの表紙に必要な項目」「レポート表紙のレイアウト」の書き方を解説します。

 

ちなみに、横書き・縦書きのどちらでも、レポートの表紙の書き方には共通点があります。

表紙の共通点とは、「何が書かれているのか」と「誰が書いたのか」をしめすということですね。

 

レポートの表紙に必要な項目

レポートの表紙に必要な項目は以下の8つです。

 

レポート表紙に書く項目

  • 提出年月日
  • レポート題目
  • 講義名
  • 担当教員
  • 学部
  • 学科
  • 学籍番号
  • 氏名

 

この氏名や学籍番号・提出日など、レポートの表紙に必要な項目は、学生がレポートを提出したかどうかを判断する項目になるので、書き忘れないようにしましょう。

 

ななさん
また、教員によるレポート課題のアナウンス時に、表紙の書き方を指定されたときは、そちらを優先してくださいね

 

レポート表紙のレイアウト

レポートの表紙は、大まかにですが共通のレイアウトがあります。

ただ、縦書き・横書きでは書き方が違うので、この違いを確認しましょう。

 

横書きのレポート表紙

横書きのレポート表紙で多いのは、以下の書き方です。

 

レポート表紙レイアウト・横書き

表紙の右上に「提出年月日」

表紙の真ん中に「レポート題目」

表紙の右下に「講義名」「担当教員」「学部」「学科」「学籍番号」「氏名」

 

ななさん
タイトル以外は右揃えにして、右揃えの項目は、提出日だけ最初にだすのが基本形です

 

縦書きのレポート表紙

縦書きのレポートに、表紙をつけることはあまりないです。

あるとすれば、以下のレイアウトになりますね。

 

レポート表紙レイアウト・縦書き

表紙の右上に「提出年月日」、右下に「講義名」「担当教員」

表紙の真ん中に「レポート題目」

表紙の左下に「学部」「学科」「学籍番号」「氏名」

 

学位論文(卒論・修論・博論)のときに、縦書きの表紙を作っている大学は多いです。

 

「表紙なし」のレポートのレイアウト

まれに「表紙なし」とアナウンスされるレポートもあります。

その場合は、タイトルから書き始めて大丈夫です。

 

ただ、表紙なしのレポートでも「提出したかどうかを判断する項目」は記入すべきです。

 

レポート表紙なしで書く項目

  • 提出年月日
  • 講義名
  • 担当教員
  • 学部
  • 学科
  • 学籍番号
  • 氏名

 

結果、上の項目をレポートの余白部分に書きこみます。

つまり、表紙なしとありの書き方はそれほど変わらないわけですね。。

 

手書きの表紙とワードの表紙:画像で解説

以上のレイアウトを整えていれば、レポートの表紙は手書きでも大丈夫です。

とはいえ、教員から「レポートはワードで作ってね」とアナウンスされることもしばしば。

 

りくくん
後述しますが、手書きのレポート表紙にはメリットとデメリットがあります
ななさん
そのため、「手書きのレポート表紙」と「ワードのレポート表紙」の両方を、画像で解説しますね

 

レポート表紙の例1:手書き

手書きの表紙だと、以下のような書き方になります。

 

横書きのレポート表紙

大学のレポート表紙

 

タイトルは大きめに書き、副題は横線でくくるのがポイントです。

大学のレポートはA4サイズが一般的なので、罫線入りのA4ノートを使うのがオススメですよ。

 

縦書きのレポート表紙

大学のレポート表紙

 

あえて縦書きでレポート表紙を作るなら、上のかたちになりますね。

もし、縦書きのレポートに表紙をつけるアナウンスがあった場合は、教員に確認するのが無難です。

 

レポート表紙の例2:ワード

ワードのレポート表紙だと、以下のような書き方になります。

 

横書きのレポート表紙

大学のレポート表紙

 

手書きとほとんど変わらないですね。

 

文字の大きさをしめすフォントサイズは、タイトル以外は「11」、タイトルは「16」にしています。

ワードのフォントサイズは「10.5~11」が基本ですが、タイトルはもっと大きく設定しても大丈夫です。

 

縦書きのレポート表紙

大学のレポート表紙

 

フォントサイズは横書きと同じで、あえて縦書きで表紙を作るならばこうなるという見本です。

 

ななさん
縦書きの場合は、教員に確認するのが無難です。。

 

レポート表紙の例3:表紙なし

レポート表紙がない場合は、以下のような書き方になります。

横書きのレポートで「表紙なし」はまずないのですが、縦書きの場合は「原稿用紙」の書き方を指定される可能性があります。

 

横書きのレポート表紙

大学のレポート表紙

 

手書きだとノートの余白になりますが、ワードだと「ヘッダー」と呼ばれる部分に、表紙代わりの情報を書きます。

 

縦書きのレポート表紙(原稿用紙)

国文・古典文学といった領域であれば、原稿用紙(縦書き)の書き方もありえます。

この場合は、原稿用紙の書き方にしたがえば大丈夫ですね。

 

手書きのレポート表紙:メリットとデメリット

レポートの表紙は、レイアウトが整っていれば手書きでも大丈夫です。

とはいえ、手書きではなくワードを使うことがすすめられるには、手書きのデメリットもあるからです。

 

そこで、手書きでレポートの表紙を作るメリットとデメリットを紹介します。

 

手書きのレポート表紙:メリット

手書きで作るメリットは、何といっても「気軽」だということです。

 

レポートの表紙に書く8項目とレイアウトがわかっていれば、どこでも書けるからですね。

 

りくくん
PCの操作になれていない学生さんでも、サッと作ることができるのはメリットです

 

手書きのレポート表紙:デメリット

対して、手書きで作るデメリットは2つあります。

 

  1. ワードの表紙とくらべて、見栄えがよくない
  2. 以前のレポート表紙をテンプレート化できない

 

順に解説しますね。

 

ワードの表紙とくらべて見栄えがよくない

手書きのメリットは気軽さですが、読む側は「気軽に作ってるなぁ」と感じているかもしれません。

 

というのも、手書きの表紙に使うノートだと、切り離した、破ったあとなどが目立つからですね。

また、消しゴム跡や消している途中でついたであろう折れなども、見栄えにはよくない要素になります。

 

そして重要なのは、キレイな手書きの表紙があっても、全体的には上のような見栄えのよくないレポートに埋もれることです。

 

りくくん
中の人の経験的には、表紙の比率は「ワード10:手書き1」ほどになるので、なおさら目立つわけですね。。

 

以前のレポート表紙をテンプレート化できない

もう一つのデメリットは、以前に書いたレポートの表紙をテンプレート化できないことです。

 

ワードで表紙を作っていると、PCにデータが残るので、以前に作ったレポートのデータがたまっていきます。

そうすると、レポート表紙もサクッと書けて、自分の文章構成や表現も残ります

 

そして、文章構成や表現が残ると、別のレポートを書くときの参考にもなるわけですね。

 

ななさん
表紙だけでなく、レポート全体の書き方を考えても、手書きよりはワードのほうが望ましいです

 

まとめ:レポート表紙は手書きでもOK、ただワードのほうが望ましい

今回は、大学のレポートの表紙の書き方について、手書き・ワード両方の画像も使いつつお話ししてきました。

 

記事内容をまとめると、

  1. レポートの表紙は項目とレイアウトが大事
  2. 表紙の書き方は項目とレイアウトが整っていればOK
  3. 手書きはデメリットが目立つのでワードが望ましい

となります。

 

繰り返すと、大学のレポートの表紙の書き方は、項目とレイアウトが整っていれば、別に手書きでもワードでも大丈夫です。

とはいえ、レポートの表紙は最初に読まれる部分なので、読み手に良い印象をあたえられるほうがいいですね。

 

ななさん
そのため現状、手書きよりはワードのほうが望ましいというのが、中の人の見解になります
りくくん
表紙以外のポイントについては、以下の記事にまとめているのでご参照くださいっ

 

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