

最近よく聞くナンバーレスカードって何?どんな特徴があるの?
こんな疑問にお答えします。
2021年に入って「ナンバーレスカード」という形態のクレジットカードが流通しはじめました。
「ナンバーレス」の言葉通り、カード券面にナンバーの記載がないのが最大の特徴です。
ただ、ナンバーレス化したクレジットカードには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

本記事では、ナンバーレスカードのメリット・デメリットを解説します。
まだ流通し始めたばかりのカード、要注目ですっ。

ナンバーレスカードとは
ナンバーレスカードは「クレジットカード券面にナンバーがない」カードを指します。
今、ナンバーレスカードとして発行されているのは、次の2つです。
通常、クレジットカードの券面には「カード番号」や「セキュリティコード」「有効期限」といった情報が記載されています。
しかし、以上のナンバーレスカードには、これらの情報が載っていません。
例えば、ネット通販でクレジットカードを使う際にはこれらの情報を入力するだけでOK。
つまり、カードを落とした・紛失したときに、不正利用が簡単だったのがこれまでのカードでした。
でもナンバーレスカードだと情報がないので、不正利用ができないわけですね。

万が一のときに安心なのが、ナンバーレスカード最大の特徴ですっ。
ナンバーレスカードのメリット
以上のセキュリティ面をはじめ、新しいタイプのカードとなるのがナンバーレスカードです。
そのため、これまでのクレジットカードにあったメリットも盛りだくさんとなりますよ。

今、発行のあるナンバーレスカードに共通するメリットは以下です。
ナンバーレスカードのメリット
- ナンバーレスで情報が守られる
- VISA・マスターカードに対応
- 年会費永年無料
- 発行スピード最短5分
- 電子マネーに対応
ナンバーレスで情報が守られる
先述の通り、カード券面に情報がないのがナンバーレスカード最大の特徴です。
そのため、カードを落とした・紛失したときに不正利用される確率はグッと下がりますよ。
また、普段使うときにもナンバーレスだと安心感があります。
例えば、たまにニュースを騒がすATMの隠しカメラや、お買い物時の盗み見など。
ナンバーがそもそもないので、この手の攻撃は通用しないわけですね。
VISA・マスターカードに対応
繰り返すと、今ナンバーレスカードとして発行されているのは、次の2つです。
どちらのカードも、加盟店(カードを使えるお店)の世界シェア1位のVISA、2位のマスターカードに対応しています。
そのため、最初の1枚、または予備の2枚目として作っておくと便利なわけですね。
年会費永年無料
「年会費永年無料」をかかげているのも、大きなメリットとなります。
というのも、従来のクレジットカードは初年度が無料でも、2年目以降に年会費が発生するパターンが多かったです。
ただ、電子マネーをはじめ「ずっと年会費が無料」がスタンダードとなってきたのが昨今の流れです。
それもあってか、三井住友・セゾン両社ともに、ナンバーレスカードは「永年無料」となっていますね。

定番ブランドのカードを、年会費永年無料で持てる時代がやってきましたっ。
発行スピード最短5分
クレジットカード業界では「即日発行」や「最短何日」と、発行スピードも競争されています。
そのなかで「発行スピード最短5分」をかかげるのが、2021年に登場したナンバーレスカードです。
例えば、三井住友カードなら「Vpass」というアプリでナンバーを確認、すぐに使うことができますよ。
電子マネーに対応
また、iDやApplePay・GooglePayなど、主要な電子マネーに対応しているのもメリットですね。
電子マネーの利用だけだと、電子マネーの利用分しかポイントが発生しません。
でも、クレジットカードに紐づけた電子マネーを使うことで、ポイントを二重取りできますよ。
とはいえ、クレジットカードのポイント還元率は、0.5%とそれほど高くはありません。
ただ、三井住友のナンバーレスカードだと、セブンイレブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドの4社で、最大5%の還元が受けられます。

詳しく知りたいっ!という方は、以下の記事をご参照くださいっ。
-
-
永年無料&最大5%還元!三井住友カードのナンバーレス(NL)、メリットと作り方を解説
続きを見る
ナンバーレスカードのデメリット
逆に、ナンバーレスカードのデメリットには何があるのでしょうか。

以下は、現時点でのナンバーレスカード共通のデメリットといえるでしょう。
ナンバーレスカードのデメリット
- アプリ管理が必要
- 通常のポイント還元率は0.5%
- ショッピング補償は自動でつかない
アプリ管理が必要
ナンバーレスカードの番号はアプリで確認するため、カードに対応するアプリとの連携が不可欠。
そのため、新規のナンバーレスカードの普及にともなって、電子マネーでよくある「アプリ管理」というデメリットが予想されます。
とはいえ、電子マネーと違うのは、同じ会社(同じアプリ)のクレジットカードで差別化がされている状況です。
例えば、三井住友の学生向けカードの「デビュープラス」を考えてみましょう。
デビュープラスカードのメリットは、基本のポイント還元率が1%で、26歳になるとゴールドカードになる点です。
この違いをいかして、公共料金の支払いをデビュープラス、普段利用のカードをナンバーレスとわければ、アプリ管理は必要ないわけですね。
また、クレジットカードを電子マネーのように4枚、5枚と持つ人は少数でしょう。
この点でも、予想されるアプリ管理での苦労はそれほど大きくないと考えられますよ。
通常のポイント還元率は0.5%
本記事の投稿日時点で発行があるナンバーレスカードは、以下の2つです。
いずれも、ポイント還元率が0.5%(200円で1ポイント)と、標準的な数値となります。
そのため、電子マネーのキャンペーン期間や、楽天カードのように「高還元」をウリにするカードには見劣りするかもしれません。
ただ、三井住友のナンバーレスカードだと、セブンイレブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドの4社で、最大5%のポイント還元が受けられます。
それ以外にも、普段使うお店を登録して還元率をあげたり、ポイントアップモールというサイト経由で還元率アップというシステムもあります。
つまり、派手さはないというデメリットの反面、安定したポイント還元を受けることができますよ。

例えば、電子マネーのキャンペーンが終わったから使わない、という人は多いです。
ナンバーレスカードだと「作ったけどあまり意味ない」という事態にはならないはずっ。

ショッピング補償が自動でつかない
現状、ショッピング補償(保険)が自動付帯ではない点も、デメリットにあげられます。
ただ、ショッピング補償とカード不正利用の損害補償は別です。
つまり、不可欠というべき「不正利用への補償」はあるので、そこまで大きなデメリットにはならないはず。
三井住友の例をだすと、先ほど「アプリ管理」の項目であげたデビュープラスは、最高100万円のショッピング補償がついてきます。
一方、ナンバーレスカードだと、セブンイレブン、ファミマ、ローソン、マクドナルドの4社で、最大5%のポイント還元が受けられます。
そのため、三井住友カードでいえば、大きなお買い物にはデビュープラス、普段のお買い物にはナンバーレスと使いわけられますよ。

堅実なナンバーレスカードの詳細は、以下でご紹介ですっ。
-
-
永年無料&最大5%還元!三井住友カードのナンバーレス(NL)、メリットと作り方を解説
続きを見る
\発行スピード最短5分!/
まとめ:2021年のクレカはナンバーレスカードがおすすめ
ここまで、ナンバーレスカードのメリット・デメリットをお話ししてきました。
まとめると、
となります。
2021年、新しいクレジットカードのかたちとして普及しだしたナンバーレスカード。
最短5分で発行できる手軽さもあって、Twitterなどの口コミも好評の様子です。
今だと、三井住友のナンバーレスカードで、新規入会の方に「最大11,000円」相当のプレゼントがありますよ。

サクッと新しいクレカを持ちたい人におすすめなカードですねっ。
\今だと最大11,000円相当プレゼント!/
大学生のクレジットカード記事まとめ
- 大学生にクレジットカードが必要な理由
- 大学生のクレジットカードの作り方
- クレジットカードの受け取り方
- クレジットカードの支払い方法まとめ
- 初めてのクレジットカードの使い方
- 大学生におすすめのクレジットカード9選
- 最新のクレジットカード「ナンバーレス」とは(この記事)