本記事の内容
1.「ラッコキーワード」とGoogle検索ツールを併用する方法
2.Chrome拡張機能「Keyword Surfer(キーワードサーファー)」でキーワードと検索数を知る
3.「Extract People also search phrases in google」で、ラッコキーワード以外の関連キーワードを知る
4.キーワードツール「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」の機能と使い方
この記事の要点
ブログ初心者さん向けに、無料ツールを使用したキーワード選定の一連の流れを解説
キーワードプランナーを使わず、キーワードの検索数や競合サイトを調べる方法の紹介
初心者さんにとって、ブログを書くときのキーワードをどう選ぶのかは、大きな悩みの一つです。
ベテランさんが推奨するツールはたくさんありますし、そのなかにはキーワードプランナーのように、有料化でなかなか手が出せなくなったツールもあったりするし。。
そこで本記事では、当ブログで行っている、初心者さんでも完全無料で関連キーワードから検索ボリューム、競合サイトまで調べる方法を解説します。
なお、使用するのは
「ラッコキーワード」「Ubersuggest」という2つのサイト
「Extract People also search phrases in google」「Ubersuggest」という2つの拡張機能
の、計4つとなります。
ラッコキーワード(旧・関連キーワード取得ツール)の使い方
早速、キーワード選定の便利ツールの一つ「ラッコキーワード(旧・関連キーワード取得ツール)」の使い方からみてみましょう。
といっても、アクセス・キーワード入力・ヒットしたキーワードの見方、この3つを簡単に確かめるだけですが。。
工程1 ラッコキーワードでキーワードを調べる
まず、サイト「ラッコキーワード(旧・関連キーワード取得ツール)」にアクセスすると、上の画面が表示されます。
この検索窓に、ブログ記事で使おうとしているキーワードを入力して、関連キーワードを調べます。
工程2 3語のキーワードを調べて、Googleに表示
例えば「キーワード 検索」と入力すると、217件のキーワードがヒットします。
まずは検索結果を、右上の「全キーワードコピー(重複除去)」から、エクセル等に保存しましょう。
その後、表示されたサジェストキーワードのなかから、初心者さんにオススメの3語のキーワードを探して、Google検索で見てみましょう。
Keyword Surfer(キーワードサーファー)で各サイトの情報と検索数を知る
ここで、ラッコキーワードと併用しておきたいChrome拡張機能が2つあります。
1つ目は、関連キーワードの検索ボリュームと、表示サイトの検索情報がわかる「Keyword Surfer(キーワードサーファー)」です。
工程1 Keyword Surferの導入
まずは「Chromeウェブストア:Keyword Surfer」にアクセスして、「Chromeに追加」より、拡張機能を導入します。
導入後は、右上のボタンから「Keyword Surfer」を選択、ピンをクリックしてツールバーに固定する。
工程2 Googleに表示したときの画面の見方
以上で、KeywordSurferの設定は終了です。
設定した後に、ラッコキーワードからGoogle検索を開くと、以下のような画面が表示されます。順にみてみましょう。
ブラウザ右側 関連キーワードと表示サイトの情報が出る
まずはブラウザ右側に、KeywordSurferの情報が2つ表示されます。
1つ目(上段)は、大まかな関連キーワードと、大まかの検索ボリュームが表示されています。
2つ目(下段)は、表示サイトの月間ページビュー、ページの関連キーワード数、ページのキーワード数、それぞれをグラフ化した情報が表示されます。
ブラウザ左側 各サイトの月間PV、関連キーワード数、キーワード数が表示
ブラウザ左側、各サイトのリンクの下側にも、サイトの月間ページビュー、ページの関連キーワード数、ページのキーワード数が出てきます。
なお、各サイトの情報が表示されないときがあったりしますが。。そのうち直るので、気にしないで使っていてOKです(恐らく、Googleで情報を算出している途中に起きるのだと思います)。
Extract People also search phrases in Googleで関連キーワードを確認
次の拡張機能は「Extract People also search phrases in Google」になります(名前が長い…)。
これはGoogleで「他の人はこちらも検索」として、関連キーワード以外にあげられている語句が一括で表示されるツールです。具体的にみてみましょう。
工程1 Extract People also search phrases in Googleを導入
まず「Chromeウェブストア:Extract People also search phrases in Google」にアクセスして、「Chromeに追加」します。
先ほどのKeywordSurferと同様に青ピンにすれば、ツールバーに表示されます。
工程2 Googleの「他の人はこちらも検索」のキーワードを確認
導入後、ウインドウを開き直すと、KeywordSurferの情報欄の下側に、新しい枠が増えているのがわかります。
この枠に、「Extract People also search phrases in google」の関連キーワード、つまり「他の人はこちらも検索」の語句がリストアップされるわけですね。
「Extract People also search phrases in google」でチョイスされるキーワードは、ラッコキーワードやKeywordSurferとは、かなり違うので。。
Ubersuggestで検索ボリュームや競合サイトを確認
最後が、「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」というサイトになります。
今は有料化されましたが、無料で使える機能もあり、キーワードプランナーから乗り換えた人も多いと評判のサイトですね。
工程1 Ubersuggestにログインする
「Ubersuggest」にアクセスして、右上からGoogleアカウントでログインします。
ここでは、Ubersuggestで出てくる、3つの情報を押さえていきます。
- キーワードの月間の検索数
- キーワードの難易度
- 競合サイトのキーワード
工程2 Ubersuggestの使い方:検索数・競合サイトの調べ方
Ubersuggestにログイン後、検索キーワードを入力すれば、今述べた3つの情報が出てきます。
順に確認してみましょう。
1 キーワードの検索ボリュームと難易度を知る
ブラウザ左の「キーワード候補」からは、Ubersuggestで算出した、キーワードの月間検索数(Vol)と、競争難易度(SD)がわかります。
ここでは、「Keyword Surfer」や「Extract People also search phrases in google」で得た情報から、さらに検索キーワードをしぼっていくわけですね。
2 関連キーワードのボリュームも調べる
Ubersuggestでは、あわせて関連キーワードの検索ボリュームと難易度も出てくるので。
こちらも「CSVで出力」して、手元で押さえておきましょう。
3 競合するサイトの検索キーワードも調査できる
ブラウザ左から、次は「コンテンツ候補」を選んでみると、上位表示のページ一覧が出てきます。
ここでは、競合サイトがつくった、各ページの「流入見込み」という部分に注目しましょう。
というのも、この部分にはUbersuggestが調べた、表示ページで使っているキーワードの掲載があるからです。
まとめ:適切なキーワード選定で、着実なアクセス増を目指そう
以上、キーワードプランナーに代わる、4つの拡張機能・サイトを使って、キーワード選定をする方法を紹介してきました。
まとめていくと、本記事で使用した4つの拡張機能・サイトは、
- 「ラッコキーワード(旧・関連キーワード取得ツール)」
- 「Keyword Surfer」
- 「Extract People also search phrases in Google」
- 「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」
でした。
そして、これらの拡張機能・ツールを利用するメリットをまとめると、
- キーワードを決めることで、記事内容も固まる
- 関連ページの内容も把握できるので、記事を書くうえで参考になる
- キーワードの検索ボリュームを知って、アクセスにむすびつける
という、上手なキーワード選定に関わる3点になります。
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