

クレジットカードを作るときに必要なものを教えてほしいな。
こんな疑問にお答えします。
クレジットカードの作り方は簡単ですが、作るときに必要なものや注意点をおさえないと、痛い目をみることもしばしば。
例えば、親の同意がなくてクレカを作れなかった、簡単な審査といわれていたのにダメだった、などの話ですね。
とくに、クレジットカードは一度に何枚も作れないので、一度のミスが意外と痛かったりします。

本記事では、クレカ作成時に必要なものや申し込み前の注意点を解説します。
親の同意のもらい方や注意点をおさえて、確実に作りましょう~。

クレジットカードの作り方の種類とは?
クレジットカードの作り方には、次の3種類があります。
作り方によって、発行スピードや手続きの進め方に違いがありますよ。
Web申し込み(オンライン申し込み)
現在、クレジットカードの作り方の主流になっているのがWeb申し込み(オンライン申し込み)です。
というのも、ネットにつながっていれば24時間いつでも・どこでも申し込みできるからですね。
「詳しくはWebで」をみた先に、Web申し込み限定のキャンペーンが用意されていることも多くあります。
また、他の申し込み方法に比べて、発行スピードが速いのも大きなメリットといえますよ。

入力は、ナビゲートにしたがえばサクッとできます。

ただ、必要なものや注意点をおさえていれば、の話です。。
店頭申し込み
スーパーなどのクレジットカード(流通系カード)だと、店頭申し込みができます。
店頭申し込みのメリットは、担当者と話しながら手続きを進めるので、失敗がないことでしょう。
エポスカードのように、申し込みはWebで行って、カードは店頭でうけとることもできますね。
今だと、発行スピードの速さは、スマホ決済とあわせたWeb申し込みが一番というケースが多いです。
ただ、それ以前の「即日発行」といえば、店頭申し込みが主流でしたよ。
郵送申し込み
もちろん、郵送申し込みという選択肢もあります。
郵送申し込みは、Web申し込みには抵抗がある、でも店頭もイヤ、という人に向いた方法といえます。
例えば、実家にいる人だと、親御さんと相談しながら項目をうめていくこともできるので、堅実な方法ですね。
その反面、郵送でのやり取りなので、Web申し込みや店頭申し込みよりも時間がかかるのが一般的。
また、項目を間違えていたときに一番手間がかかるのも、郵送申し込みの特徴といえます。
そのため、申し込みはWeb、カードの受けとりは郵送というのが、今日のクレジットカードの作り方となりますよ。

そこで、クレカを作るときに必要なものや注意点を知っておきましょう~。
クレジットカードを作るときに必要なものとは?
クレジットカードを作るとき、必要なものはそれほど多くありません。

申し込み時、必要なものとしてアナウンスがあるのは以下です。
クレカを作るときに必要なもの
- 本人確認書類(免許証など)
- 銀行口座のわかるもの(通帳など)
- 親(親権者)の同意
必要なものはけっして多くないものの、そろってなければ作れない、というものばかりです。
本人確認書類
クレジットカードの作成時には、本人確認書類は必須アイテム。
書類の条件は「氏名・住所・生年月日が記載されていて、かつ有効期限が切れていないこと」です。
具体的には、以下のような書類になりますよ。
このなかでも、よく使われているのは「運転免許証」になります。
Web(オンライン)申し込みの例でいえば、免許証の番号入力で、本人確認がサクッと終わるケースが多いですよ。

本人確認の詳細は、以下の記事をご参照ください。
-
【住所はどうする?】一人暮らしの学生がクレジットカードを受け取る方法
続きを見る
銀行口座のわかるもの
銀行口座のわかるものには、キャッシュカードではなく「通帳」を用意しましょう。
通帳だと、申し込み時の入力・記入項目に必要な情報がのっているからですね。
そして、クレジットカードを作るときには、自分の銀行口座をもっておく必要があります。
というのも、クレジットカードの利用代金は、所有する人の銀行口座からお支払いするのが鉄則。
そのため、もし自分用の銀行口座がないなら、まずは口座作りからはじめる必要がありますよ。
また、クレジットカードによっては、銀行口座を指定されるケースもあります。
もし銀行の指定があれば、新しい銀行口座を作るか、申し込むクレジットカードを変える、という対応になりますね。
親の同意
「親の同意(親権者同意)」は、本人確認書類や銀行口座と違って、親御さんのかかわる話です。
具体的には、18・19歳の方は、もしクレカの審査が通っても、親が拒否すればクレジットカードを作れません。
この親の同意が手ごわい、という話はよく聞くので、できるだけ親の同意を得られるような手段を考えてみましょう。
親御さんに安心してもらう(同意を得る)ために必要なものには、以下があげられます。
本人の金融リテラシー(マネースキル)
まず、クレカを乱用せずにきちんとお金を管理できますよ、というアピールは大事です。
そのうえで、クレジットカードの基本的な知識をおさえておけば、親御さんとしても安心感がありますね。
クレジットカードの基本的な知識というと、難しそうに感じますが、全然そんなことはなく。
例えば「U25のためのクレジット検定」という、簡単なテストを押さえておけばOKです。
時代の流れとして、何事もクレカ・キャッシュレス決済になりつつあります。
そのため、クレジットカードを使うというマネースキルを身につけるのは、早ければ早い方がいいですよ。
クレジットカードのセキュリティ・損害補償
また、クレジットカードのセキュリティ面の知識をもつのも大事です。
つまり、カードを落としたり、万が一の不正利用があった場合、適切に対応できるかどうかですね。
基本的に、クレジットカードには「不正利用時の損害補償」がついています。
ただ、保障されるケース・されないケースがあるので、それを覚えておくと親御さんも安心するはず。

具体的なケースは、先ほどの「クレジット検定」にもでています。

以下の「ナンバーレスカード」だと、セキュリティ面の安心感は高いですよ。
-
2021年最新・ナンバーレスカードのメリットとデメリットは?【最短5分で発行】
続きを見る
信用度の高いブランドのクレカ
また、信用度の高いブランドのクレジットカードを提案するのも、親御さんに安心感を与えます。
例えば、顧客対応が丁寧でSNSなどで悪い噂がほとんどない、というブランドは信頼に足ります。
定番ブランドでいえば「三井住友カード」でしょうか。
逆に「友人にLINEで紹介されたカード(ポイント目当て)で入会」というのは、安心感を与える選択肢とはいいにくいです。
少なくとも、そのカードを選んだ理由が「ポイント・キャッシュバック」以外にあったほうがいいわけですね。
そこで、カードを選ぶ理由に、定番ブランドの信用度をもちだすのは有効な手段です。
先述の三井住友カードだと、学生向けに以下のカードを用意しています。

両カードの詳細は、以下の2記事で紹介ですっ。
-
永年無料&最大5%還元!三井住友カードのナンバーレス(NL)、メリットと作り方を解説
続きを見る
-
【大学生クレカの定番】三井住友カード「デビュープラス」を解説!
続きを見る
クレジットカードを作るときの注意点とは?
クレジットカードを作るときには、審査上(申し込み上)の注意点として知っておくべきことがいくつかあります。
これらの注意点を知らないと、審査に通らない、ブラック扱いされる、などの不利益があるので要チェックです。

とくに、以下の注意点には気をつけましょう。
クレカを作るときの注意点
- 一度に何枚も申し込まない
- キャッシング機能はつけない
- 住所・収入欄でウソをつかない
- 親の同意を得られるようにする
一度に何枚も申し込まない
一度に何枚も申し込むと、クレジットカード会社から「多重申込者」とみなされ、警戒されます。
仕組みを説明すると、カード申し込み時には、法律上、申し込み情報が「信用情報機関(CIC)」と呼ばれる団体に提供されます。
CICの役割は、カード利用者の支払能力のチェックや、多重債務の防止などです。
このCICが危険な人とみなす基準は、支払いが遅れる・滞るといった状況のほか「一度に何枚も申し込む」ことがあります。
つまり、一度に何枚も申し込むことで、CICに支払い能力や多重債務の危険性があるとみなされるわけですね。
この情報が各クレジットカード会社に開示され、「多重申込者」としてマークされる、という流れになります。
対策は、シンプルに「1回で1~2枚だけ申し込み」、「申し込んだら半年は開ける」です。
というのも、申し込み情報は半年間だけ保管される決まりだからですね。
くれぐれも、ポイントバックを目当てに何枚も申し込んで信用に傷をつけた、とならないように気をつけましょう。
キャッシング機能はつけない
ATM等で一時的にお金を借りる「キャッシング機能」も、申し込み時にはつけない方が安心です。
というのも、カード会社がキャッシングでお金を貸す前提は、利用者に安定した収入があることだからですね。
また、キャッシング機能は、カードの審査に通ったあとでもつけられます。
そのため、最初の審査時に申し込む必要はあまりないですよ。
住所・収入欄でウソをつかない
どんな申し込み方法にせよ、記入欄にウソをつくのはダメです。
まず、収入欄でウソを書いても、クレジットカード会社はきちんと調べるのでばれます。
住所も、住民票に記載された住所でなければ、クレジットカードを受けとれないので要注意です。

住所確認の詳細は、以下の記事をご参照ください。
-
【住所はどうする?】一人暮らしの学生がクレジットカードを受け取る方法
続きを見る
親の同意を得られるようにする
繰り返しですが、未成年の方は親の同意(親権者同意)が必要です。
つまり、18・19歳の方は、クレジットカードの審査に通っても、親が拒否したら発行されないわけですね。
親の同意のもらい方は、上にある「クレジットカードを作るときに必要なものとは?」の項目をご参照ください。
親御さんが気にする点に、クレカの知識の有無(使いすぎないか)やセキュリティ、ブランドなどがあります。
一言でいえば「日常で使うぶんに問題が起きないか」が気にされているわけですね。
それには、クレカを持っても問題は起きない、ということをアピールするのが一番。
例えば、先ほど紹介した「三井住友カードナンバーレス」は、カード券面に番号の記載がないので、安全性が高いです。
アプリ上で「使いすぎ防止サービス」を設定できますし、定番の三井住友なので、ブランド面でも申し分ないですよ。

堅実なナンバーレスカードの詳細は、以下でご紹介ですっ。
-
永年無料&最大5%還元!三井住友カードのナンバーレス(NL)、メリットと作り方を解説
続きを見る
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まとめ:クレカ作成前は、必要なものや注意点をおさえよう
ここまで、クレジットカードの作成時に必要なものや、申し込み前の注意点をお話ししてきました。
まとめると、
となります。
クレジットカードの申し込みに必要なものや注意点で、それほど難しいことは求められていません。
ただ、必要なものや注意点を知らなくて、審査に落ちる・カードを入手できない・信用機関にマークされる大学生の方は意外と多いので、くれぐれも気をつけましょう。

最後に、今日のクレカの大事さは、以下の記事でご紹介ですっ。
大学生のクレジットカード記事まとめ