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オンライン授業が疲れる・しんどい大学生へ|ストレス軽減法を解説

2021-04-09

オンライン授業 疲れる・しんどい

オンライン授業が疲れる…。しんどいときのストレス軽減法ってある?

こんな疑問にお答えします。

  • オンライン授業の種類
  • オンライン授業で疲れる理由
  • 疲れた・しんどいときの対処法

大学でオンライン授業が始まったものの、教員・学生ともに慣れないリモート作業の連続。

加えて、長時間パソコンを使って「疲れる、しんどい」と、ストレスをためる大学生の方も。

そこで、オンライン授業で疲れる理由と対処法がわかれば、気持ちも楽になるはず。

ななさん

本記事では、オンライン授業の疲れについて解説します。

自分もよく試す対処法をご紹介ですっ。

りくくん

オンライン授業の種類

疲れるオンライン授業 種類

大学で行われるオンライン授業は、主に以下の2種類です。

オンライン授業の種類

  • オンデマンド型授業
  • ライブ型(双方向性)授業

一言でいえば、リアルタイムで授業するかどうかの違いですね。

2つを組み合わせるパターンもありますが、まずはオンデマンド型とライブ型の特徴をおさえましょう。

オンデマンド型授業

オンデマンド型授業とは、自分で教材にアクセスして勉強する種類の授業です。

リアルタイム配信ではないので、遅刻や聞き逃しといったことがないのがメリットですね。

逆に、自学自習というスタイルなので、わからない箇所の復習や課題の提出期限には気をつける必要があります。

ななさん

良くも悪くも、自由度が高いのがオンデマンド型。

りくくん

自己管理できる人向けのオンライン授業です。

ライブ型(双方向性)授業

ライブ型授業は、リアルタイム配信で行われる種類の授業です。

双方向性とあるように、オンライン上で発話やチャットで意見交換をするのが特徴。

例えば、ZoomやSkype、Microsoft Teamsといったオンライン会議システムを使って、授業が進行します。

大学でこれまで行われてきた「対面授業」に近いのは、こちらのライブ型となりますね。

メリットは、リアルタイム配信なので「自己管理しよう」という意識になりやすいこと。

反面、エクセルなどのソフトを操作する授業だと、ついていくのが大変かもしれません。

りくくん

ライブ型の授業が立て続けにあると疲れます。

ななさん

履修登録で、授業を詰め込み過ぎないよう注意です。

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オンライン授業で疲れる理由

オンライン授業 疲れる・しんどい

なぜオンライン授業で疲れるのか。理由には次の5つが考えられます。

オンライン授業で疲れる理由

  • 授業での課題が多い
  • パソコンの操作に慣れない
  • 目の疲れ・集中力の低下
  • 人に会えない・会話がない
  • オン・オフの切替が難しい

りくくん

当てはまる項目が多いほど、しんどいと感じるはず。

ななさん

対処法の前に、しんどくなる過程を考えてみましょう。

授業での課題が多い

勉強好きな学生さんでも、提出課題が多すぎると疲れてしまいます。

とくに、オンライン授業では「自宅にいるんだから」と、課題の量が多くなる傾向があるようです。

例えば、授業の理解度をみる「リアクションペーパー(リアペ)」を考えてみましょう。

対面授業だと、終了時刻の5~10分前、小さな紙や出席票の裏などに簡単な書き込みをするだけでOKでした。

ただ、オンラインに切り替わったことで、授業終了後の提出と「レポートじゃん」と思うような文字数が課される場合も。

こんな量の課題を毎週こなすとなれば、学生さんがオンライン授業に疲れるのも当然。

そのため「もう限界…」と感じる授業を捨てるのは、選択肢として大いにアリといえますよ。

りくくん

今は、できるだけ課題の少ない授業を選ぶのが吉です。

ななさん

リアペに関しては、以下の記事をご参照ください。

リアクションペーパー
講義の感想|リアクションペーパーの簡単な書き方【テンプレ付】

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パソコンの操作に慣れない

また、慣れないパソコンの操作に疲れを感じる大学生の方も多いです。

ZoomやSkypeといったオンラインツールは、何回か使っているうちに慣れるはず。

ここでの問題は、ライブ型の授業を聞きながら、エクセルの入力など他の作業を並行する場合になります。

手持ちのパソコンが1台だけだと、Zoomの説明画面と別ウインドウでの作業画面の往復が想定されます。

従来であれば、対面で説明を受けつつ、パソコンを操作するわけなので、このような切替は必要ありません。

そのため、パソコンの操作がある授業は、むしろ疲れるのが普通だといえますよ。

ななさん

後述しますが、ベストは複数の端末を使うことです。

りくくん

あわせて、友達と通話できる環境もあれば吉です。

目の疲れ・集中力の低下

オンライン授業でパソコンの操作がなくても、ずっと視聴することに変わりはありません。

そのため、パソコン画面から発生するブルーライトで、目の疲れや集中力の低下が出てきます。

例えば中の人の場合だと、目の疲れから肩こりになって、さらに熱を出すこともしばしば。

こうなると、オンライン授業の疲れ・しんどさも倍増するので要注意です。

りくくん

疲れ目にならないよう、早めの休憩を心がけましょう。

ななさん

もしくは、回復アイテムを使うかですね。

人に会えない・会話がない

大学のキャンパスに行けず、友人やサークル仲間に会えないのも、気分的にしんどいところ。

新入生の方だと、友達作りもできず、余計につらい気持ちになるかと思います。

実際、「大学に行けない大学生がもつ不安」のように、孤独さが不安につながるケースも

そのため、オンライン授業が続くなかでは、人と接する時間を増やすことが大事になってきますよ。

りくくん

孤独が好きな人も、ずっと一人は疲れがたまるはず。

ななさん

体感ですが、気力もそがれます。意外と会話は大事っ。

オン・オフの切替が難しい

大学生だと、大学やバイト先がオンの時間、自宅がオフの時間を過ごす場になります。

そのため、オンライン授業でずっと自宅にいると、オン・オフをうまく切り替えられずに疲れる人も

例えば、中の人や某結婚できない男のように「自宅は不可侵領域」と感じるタイプは多いはず。

そうなると、自室でカメラオンしたり、グループワークしたりというのは、非常にストレスがたまります。

りくくん

会話は大事ですが、自宅では正直イヤなのです。

ななさん

しんどいオンライン授業に、次の対処法を試してみませんか?

授業に疲れた・しんどいときの対処法

オンライン授業 疲れる・しんどい

以上のように「授業に疲れた」「しんどい…」となったとき、どう対処すればいいのでしょう。

ここからは、自宅作業の多い中の人が「疲れに有効っ」と感じた対処法をご紹介です。

疲れた・しんどいときの対処法

  • 課題にはチーム戦で臨む
  • 端末をいくつか用意する
  • 疲れを軽減するアイテムを使う
  • 意識的に人と会話する
  • リラックスできる環境を作る

ななさん

詳細は、各項目でご説明しますね。

りくくん

少しの行動で、しんどさは大きく軽減されますっ。

課題にはチーム戦で臨む

大学の授業は、友達との「チーム戦」で臨むのが基本になります。

チーム戦とは、例えば講義ノートを共有したり、過去問や教科書をゆずってもらったり、という行動です。

一言でいえば「授業の情報を共有して、確実に単位を取る」ための戦術ですね。

そしてチーム戦は、オンライン授業だと以下の理由で重要になってきます。

  • 基本的にオンライン授業は情報不足になりがち
    → 資料・過去問を共有して乗りきる
  • ライブ型の授業でお互いをカバーできる
    → 聞き逃しやメモをし忘れても安心
  • 一人では見逃すことに気付ける
    → 授業の時間・課題の提出ミスなどを防ぐ

例えば、zoomで話を聞きつつ作業するタイプの授業は、一人だと疲れること間違いなし。

でもzoomで友達と話そうとすれば、他の人にも話が聞こえてしまいます。

そこで、別のチャットツールを使って友達と情報交換できれば、疲れもストレスも少なくなりますね。

ななさん

例えば、次のチャットツール「Discord」が有名です。

りくくん

お互いにカバーしあうと、気分も楽になりますよ。

Discord - 友達と話そう、ビデオチャットしよう、集まろう

Discord - 友達と話そう、ビデオチャットしよう、集まろう

Discord, Inc.posted withアプリーチ

端末をいくつか用意する

また、オンライン授業では、ネット接続できる端末が複数あると便利ですよ。

例えば、エクセルなどを入力する授業がリアルタイム配信だったとします。

すると、zoomの画面とエクセルの画面を切り替える必要があって、しんどいこと間違いなしです。

そこで、zoomで話を聞きながら、エクセルは別の端末で操作できれば、負担も大きく減りますね。

一つ、スマホでzoomを開く手段がありますが、画面がせまく文字などが見づらいのが難点。

りくくん

タブレットの画面だと、zoomの文字もバッチリです。

ななさん

パソコンがないなら、購入を検討するのもありですね。

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疲れを軽減するアイテムを使う

オンライン授業では、パソコンを長時間使って疲れ目や肩こりになりがち

そこで、疲れを軽減するアイテム・ツールを知っておくと便利です。

  • ブルーライト軽減アプリ
    → 「f.lux」(別サイトが開きます)
  • ブルーライトカットメガネ・レンズ
    → ユニクロ、ドンキなどで購入可
  • 目や肩のストレッチ用の動画
    → Youtubeで「疲れ目」「肩こり」を検索
  • ホットアイマスク
    → 「めぐりズム蒸気でホットアイマスク 無香料 12枚入」(Amazonが開きます)

まずは、使いやすそうな無料ソフトやストレッチ用の動画を探してみるのがおすすめです。

もしお金に余裕があれば、追加で疲れ目対策のアイテムをお試しすればOKですよ。

意識的に人と会話する

人に会えない・会話がないという状況も、疲れやしんどさを引き寄せてしまうもと。

そのため、意識的に人と会話することがおすすめとなります。

例えば、ホームシックな学生さんでも、人と話しているあいだは大丈夫、といったことはよくある話。

そして、せっかく導入したzoomやskypeを、オンライン授業だけに使うのも損です。

そこで、もし気分がもやっとしたならば、ご家族や中高の友達、部活仲間とお話してみればいいですよ。

りくくん

少し話をするだけで、ずいぶん気分も違うはず。

ななさん

積極的に、アプリで新たな縁を求めるのもありですね。

リラックスできる環境を作る

最後に、自宅からのオンライン授業でオン・オフが切り替えられずに「しんどい」

そう感じる人は、リラックスできる環境を知っておけば、かなり気持ちが軽くなります。

例えば、次のような方法が参考になるかもしれません。

  • オンライン授業のプラス面に目を向ける
  • 自室を清潔にたもつ
  • ご飯・おやつタイムを大事にする
  • 作業の終了時間を決めておく
  • 癒しグッズを試してみる

オンライン授業のプラス面に目を向ける

オンライン授業だと大学に行かなくてすみます。

すると、通学時間がないぶん、朝はゆっくりできるわけですね。

また、帰宅後にするような家事も、すきま時間にサクッとできます。

ささやかな例ですが、オンライン授業のプラス面に目を向けると、気持ちが楽になりますよ。

自室を清潔にたもつ

また、自室を清潔にたもっておくのも大事です。

というのも、オンライン授業(とくにカメラオン)が嫌なのは、相手にみられることを意識するからですね。

逆にいえば、みられてもいいよという気持ちでいれば、しんどさも軽くなりますよ。

また、何も置いていないお部屋の片隅を、オンライン授業専用ゾーンにするのもいいかもしれません。

ご飯・おやつタイムを大事にする

ご飯やおやつタイムも、気分転換のために大事です。

簡単な自炊やお惣菜弁当だけでなく、ちょっとおしゃれな食事の時間もあればいいですね。

交通費を使わないぶん、近所にあるケーキ屋さんで3時のおやつを買ってみたり。

プチ贅沢をしてみることで、日々の疲れ具合もずいぶんと変わってきますよ。

作業の終了時間を決めておく

オン・オフの切替に一番有効なのは、作業の終了時間を決めることです。

とりあえずでいいので「ここでいったん区切る」と決断すると、気持ちも切り替わるはず。

課題に追われてイライラしている人ほど、いったんストップをかけるのが大事になります。

というのも、気分的にも作業効率のうえでも、イライラはないほうが望ましいからですね。

癒しグッズを試してみる

癒しグッズ・リラックスグッズを試してみるのも有効です。

アロマ、マッサージ、クッション、インテリア、安眠グッズなどなど。

自分がリラックスできると思った品を選んでみましょう。

可愛さやかっこよさといったデザインにもこだわると、より癒し効果が高まりますよ。

まとめ:対処法を知って疲れを減らそう

ここまで、オンライン授業で疲れる理由と対処法をお話ししてきました。

まとめると、

  • オンデマンド型・ライブ型の履修バランスを考える
  • オンライン授業は疲れることのほうが多い
  • 授業との付き合い方を知って疲れを減らすのが大事

 

となります。

ずっと自宅でオンライン授業だと、長時間のパソコン使用で疲れるのは当然ですし、気持ち的にもしんどいと思います。

とはいえ、とくにどんな悩みに疲れを感じているのかは人それぞれ。

そのため、自分の疲れ・しんどさの理由と対処法を知っていれば、負担も少なくなりますよ。

ななさん

オンライン授業との付き合い方の参考になれば幸いです。

りくくん

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